• ウーパールーパーは進化・変体する?
  • 大人になると気持ち悪い?

アクアリウムのペットとして、常に人気の高いウーパールーパーですが、飼うとなると疑問点がたくさん。

両生類のウーパールーパーの進化・変体について調べてみたので、以下を参考にしてください。

両生類の進化・変体について

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両生類の進化・変体については、子供の頃理科で習いましたよね。

実際に学校の教室でカエルを飼育しての授業なども行われるため、多くの人が認識している知識といえます。

  • 水の中に卵を産む
  • 卵がかえっておたまじゃくしになる
  • おたまじゃくしの後ろ足が生える
  • 前足が生える
  • 尻尾が短くなる
  • 成体(カエル)となり、水から上がって地上で生息する

これが一般的によく知られている両生類の進化・変体の過程です。

 

しかしウーパールーパーはこの進化過程を経ません。

 

ウーパールーパーは、両生類の中でも珍しい、「ネオテニー」という品種なのです。

 

以下にネオテニーについて詳しく解説いたしますね。

 

ウーパールーパーは進化・変体する?

結論から言いますと、ウーパールーパーは進化・変体いたしません。卵からかえったときの姿かたちのまま、大人になるのです。こうした生態のことを「ネオテニー」と呼びます。

 

ウーパールーパーの、大人になるにつれての変化は、単純にサイズが大きくなることだけ。両生類でありながら、爬虫類や鳥類のような成長の仕方をするということです。

 

ウーパールーパーのような生態の両生類は非常に珍しく、数種類しか確認されていません。

 

ウーパールーパーの可愛らしい姿かたちが変化して、気味の悪い進化をするのでは?と不安に思っている方にとっては、朗報ですね!

 

ネオテニーについて

ネオテニーとは、「幼態成熟」ともいいます。性的にみると成熟したからだであるのに、生殖器以外の部分が幼態である状態のことを「ネオテニー」と呼ぶのです。

 

ウーパールーパーは、卵からかえった時点で性的な発育だけは進んでいるという、珍しい品種なのですね。

 

ウーパールーパー以外の両生類で、ホライモリ科やサイレン科にもネオテニーが確認されています。

 

進化論の研究の上でも、体の一部位だけが成熟しているウーパールーパーは、重要な研究対象。環境の急激な変化などにも適応しやすいとの説があります。

 

人間もネオテニー?!

ちょっと話しが脱線しますが、チンパンジーの生まれたての赤ん坊の姿は、人間にそっくりだそうです。このことから、人類そのものが、チンパンジーのネオテニーだという説があります。

 

人間そっくりなものが、あのチンパンジーに成長するのかと思うと、ちょっと不思議な気持ちになりますよね。

 

さらに、人間とウーパールーパーの意外な共通点(人間の場合不確か)にも、驚きです。

ウーパールーパー・赤ちゃんの餌は何?飼い方・育て方のコツまとめ

 

大人になると気持ち悪い?

上にも紹介したとおり、ウーパールーパーはネオテニーと呼ばれる珍しい生態。幼少形態のまま、サイズだけ大きくなる生き物です。

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大人になっても可愛らしい表情などは変わりません。

しかし、卵からかえったときは2cmくらいだったウーパールーパーが15cm以上の成体に成長します。

 

単純なこのサイズ変化を、気持ち悪い!大きくなった!と感じる人も、もしかするといらっしゃるかもしれませんね。

 

不安な方はウーパールーパーを飼う前に、アクアリウムペットショップに足を運んで、成体のウーパールーパーを確認してみるといいでしょう。

 

大きくても「かわいい!」と思えるならば、愛情を持って飼育できると思いますよ。

 

ウーパールーパーの基本情報

  • 正式名称(学名)
    :メキシコサンショウウオ
  • 繁殖方法
    :卵生
  • 卵を産む時期
    :11月~1月(4~5月に産卵する個体もいる)
  • 種類
    :両生類、トラフサンショウウオ科

ウーパールーパーの正式名称はメキシコサンショウウオ。両生類なので、カエルやヤモリなどの仲間であるということですね。

 

なぜウーパールーパーと呼ばれているの?

ウーパールーパーの正式名称はメキシコサンショウウオ。別名で、メキシコサラマンダーや、アホロートルなどとも呼ばれています。

 

「ウーパールーパー」って言葉は、他の呼び名と全然違いますが、どこからきたのでしょうか。

 

それは、ウーパールーパーが日本に来たときに、和製英語として日本人が名づけたといわれています。

 

のほほんとした可愛らしい癒し系の顔立ちからか、瞬く間に日本でも人気を呼びました。

 

ウーパールーパーの寿命

野生に生息するウーパールーパーの寿命は、一般的に20~30年といわれています。

 

「そんなに長生きするの?!」と驚かれる方も多いでしょうが、ペットにすることで寿命が激減してしまいます。

 

飼育下でのウーパールーパーの寿命は、せいぜい5~8年。原因は明らかではありませんが、水質変化や餌の質量の変化など、飼育かにあるということのストレスによるものと考えられます

 

飼育することで寿命が4分の1にまで減ってしまうとなると、飼うことがちょっとためらわれてしまいますよね。

ウーパールーパーの最大の大きさは?体長のギネス記録は?

 

ウーパールーパーは絶滅危惧種

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ウーパールーパーはメキシコの固有種です。

文明の開発で川の汚染が進み、ウーパールーパーの生存環境はどんどん悪化してきました。

 

今では、メキシコシティの周辺のいくつかの川にしか生息していません。その数100匹程度とも言われていて、「そんなにも少ないのか!」と驚きます。

 

ちなみにこれはメキシコにいる野生種のウーパールーパーに限る話で、そこから輸出された海外のウーパールーパーは繁殖を続けているので、ご安心くださいね。

 

このまま汚染が進めば、2020年までにウーパールーパーは絶滅していると唱える科学者もいます。ナショナルジオグラフィック2016年9月号)

 

ウーパールーパーの生息地に工場の建設を規制するなどして、なんとかウーパールーパーを絶滅させずに保護してほしいと願うばかりですね。

 

ウーパールーパーは輸出禁止

ウーパールーパーは絶滅危惧種、というわけで、海外への輸出は禁止されています。

 

現在日本にいるウーパールーパーは、日本で繁殖されたもの。メキシコから旅してくるわけではありません。

 

まとめ

ウーパールーパーの進化・変体について調べて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

  • ウーパールーパーは「ネオテニー」である。
  • ネオテニーとは、卵からかえったときの姿のまま、サイズだけが大きくなる種類のこと。
  • 一般的な両生類は、カエルのように進化・変体をする。
  • ウーパールーパーは進化・変体をしない、珍しい両生類である。
  • 人間もチンパンジーのネオトニーであるという説がある。
  • 卵からかえったときに2cmのウーパールーパーは、15cm以上で「成体」と呼べる。
  • サイズが大きくなることで、大人になって「気持ち悪い」と感じる可能性はある。

ウーパールーパーが進化・変体しないということを知り、ひとまず胸をなでおろされた方も多いでしょう。

 

生まれたときからのあの、かわいらしいつぶらな瞳は大人になっても変わりません。ただ、ウーパールーパーの性質はカエルのおたまじゃくしに非常によく似ています。

 

 

おたまじゃくしのさいずが15cm~20cmになったらと想像すると、ちょっと気持ち悪いと感じませんか?

 

ぬるぬるな肌質の生き物が、サイズアップするだけで、気持ち悪いと感じる人も、やはりいるかもしれませんね。

 

飼った後に後悔しないためにも、飼育前にペットショップなどで実物を見ることを、強くおすすめいたします。

 

ウーパールーパーの寿命については、こちらの記事でご紹介しています。

>>ウーパールーパーの寿命は?飼い方やペット・野生の生態で違う?

 

ペットとして飼育する上で寿命は重要なポイントですから、ぜひチェックしておいてください。


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