• カブトムシの幼虫の大きさの平均は?
  • 飼育ケースや容器は変えるべき?

9月頃になると、ひと夏私たちを楽しませてくれていたカブトムシたちが、いよいよ子孫を残してくれる時期を迎えます!

そこで今回は、カブトムシの幼虫の平均的な大きさと、成長に合わせて飼育ケースや容器は、どのように変えていけばいいのかなどについて、経験談をもとに紹介していきます!

 

成虫から卵へ。卵から幼虫飼育へと、年間を通して生き物の姿の移り変わりを楽しめるのも、カブトムシ飼育の醍醐味の一つですよね。

カブトムシの幼虫の大きさの平均は?

カブトムシの幼虫は、種類によって大きさに差があります

 

みなさんは世界最大のカブトムシと世界最小のカブトムシの幼虫を知っていますか?

 

世界最大と世界最小のカブトムシの幼虫

  • 世界最大のカブトムシ&幼虫は「ヘラクレスオオカブト」
  • 世界最小のカブトムシ&幼虫は「チビクロマルカブト」

世界最小のチビクロマルカブトはともかく、「ヘラクレス」という名はカブトムシを飼ったことのない方でも知っているくらい勇名ですよね?

 

では、それぞれのカブトムシと幼虫について、以下に大きさや特徴を紹介したいと思います。

 

ヘラクレスオオカブト

ヘラクレスオオカブトは、世界最大のカブトムシと言われ、成体では18cmを超える個体もいると言われています。

 

中南米の標高の高い場所を中心に広く生息しており、基本的には熱帯雨林の地域に住んでいます。

 

ヘラクレスオオカブトの特徴は、なんといってもあの長い角!

 

そして、上部の角にはフサフサした毛が生えています。

 

背中の羽の部分は、光沢のある黄色っぽい色をしたものが多く、生息地域により色や柄に違いがあります。

 

日本のカブトムシの成虫の寿命は1カ月から3カ月くらいですが、ヘラクレスオオカブトはとても寿命が長く、なんと6ヶ月も生きるんです!

 

それだけではありません!ヘラクレスオオカブトは、通常は約6か月生きますが、1年ほど生きる長生きの個体も、稀にいるんですよ!

 

ヘラクレスオオカブトの幼虫は、卵から孵化するまで2週間から1カ月くらいかかり、生まれたての幼虫の大きさの頭の幅は約3㎜です。

 

さすがに生まれたては小さい!と思うのですが、コレが国産カブトムシの幼虫とは違って凶暴です。

 

触ると頭を左右に振りながら噛みつこうとするくらいです。

 

さすがはヘラクレス…闘争心を生まれもっているんですね!かっこいい!…と盛り上がるところですが…、。

 

人間だったら生まれたての赤ん坊が噛み付いてくるようなものですから、ちょっとしたホラー映画ですけどね笑。

 

カブトムシやクワガタは通常、卵から孵ると「1齢幼虫→脱皮→2齢幼虫→脱皮→3齢幼虫→さなぎ」という形態変化をおこします。

 

1齢幼虫はどのカブトムシも数ミリと小さいのですが、2齢幼虫辺りから、カブトムシの種類によって変わってきます。

 

ヘラクレスオオカブトの2齢幼虫で、国産カブトムシの3齢幼虫より少し小さいくらいです。さすがはヘラクレス!

 

2齢期でも国産カブトムシに迫る大きさのヘラクレスだけに、3齢後期にもなると、100g超えが大半を占めるようになります。

 

ちなみに3齢期の国産カブトムシのオスの大きさは、約30g。ヘラクレスがどのくらい大きな生き物なのか、比較すると改めて驚きますよね!

 

チビクロマルカブト

チビクロマルカブトは、日本国内にいる世界最小のカブトムシで、姿はコガネムシのようです。

 

コガネムシに似ていることから、クロマルカブトの仲間はかつてクロマルコガネと呼ばれていました。

 

頭部に角もなく、成体の体長は6~7㎜程度で、まん丸い目がチャームポイントのかわいいカブトムシです。

 

幼虫はとても小さく、見つけるのも大変なくらいなので、まだそれほど研究が進んでいません。

 

もし機会があれば、チビクロカブトを採取し、育ててみて幼虫を孵化させてみるのも良いかもしれませんね。

 

カブトムシ飼育が大好きな方は、是非挑戦してみてください!

 

カブトムシの幼虫の年齢の数え方

カブトムシの幼虫を飼育しようと色々調べていると、「令数」や「齢数」という言葉に良く出くわすと思います。

 

上にもヘラクレスの2齢期と、国産カブトムシの3齢期のさいずについて述べましたよね。

 

令数とは?

幼虫は、脱皮を繰り返しながら大きくなっていきます。

 

そして、カブトムシの卵から孵化後の幼虫の年齢は、3段階に分けて呼ばれます。

 

カブトムシは通常、「卵→1令幼虫→2令幼虫→3令幼虫→蛹→成虫」へと成長していきます。

 

では詳しく1令幼虫から3令幼虫までを見ていきましょう!

 

1令幼虫(初令幼虫)

卵から孵化したての幼虫の頃で、ほんの数ミリしかなく、ちょっと触っただけでもつぶれてしまうので、扱いは慎重にする必要があります。

 

2令幼虫

1令幼虫から初めての脱皮を行い、次の段階に進んだ幼虫のことを言います。

 

この頃から幼虫は食欲旺盛になり、エサをたくさん食べるようになるので、良質なエサをたくさんあげるのがポイントです。

 

3令幼虫(終令幼虫)

2令幼虫からさらに脱皮を行い、次の段階に入った幼虫のことを言います。

 

カブトムシの場合、脱皮するのは2回なので、もう脱皮はしません。

 

1令・2令の時よりも長い時間かかるのが3令幼虫で、次のステップの蛹化や羽化に備えて最終的に体を整えている大切な時期なので、良質なエサを欠かさないようにし、ストレスを与えないように管理してあげる必要があります。

 

国産カブトムシの幼虫の平均的な大きさ

カブトムシは幼虫の成長具合で成虫になった時の大きさが決まります。

 

そのため、幼虫時代に良質な栄養をたくさん取らせて大きく成長させれば、それだけ大きな成虫として生まれてくれるというわけです。

 

また、幼虫の体重を把握しておけば、ある程度成虫になった時の予想をつけることが出来ます。

 

オスとメスの違い

基本的にカブトムシの幼虫はメスよりオスの方が大きくなります。

 

オスメスの平均体重値は、以下の数字を参考にしてください。

  • オス:30g
  • メス:20g

 

それでは、最高体重の記録はどれくらいなのでしょう?

  • オス 42g
  • メス 35g

幼虫時に良質なエサを与えることで、体重はこんなにも変化するんだ!とお分かりいただけるでしょうか?

 

飼育ケースや容器は変えるべき?

カブトムシの幼虫は大きくなるにしたがい、飼育ケースや容器を変えるべきなのでしょうか?

 

迷われている飼い主さんも多いようなので、カブトムシの幼虫の飼育ケースについて、以下に詳しく紹介していきますね!

 

カブトムシの成長段階

国産カブトムシの一生はとても短く、成虫でいるのは約2カ月で、卵からさなぎまでのは約10カ月です。

 

ではそれぞれのシーズンでどのようなことに注意を払い、飼育してあげるとより多くの幼虫を成虫にしてあげることが出来るのでしょう?

 

8月~9月頃

夏の終わりはカブトムシにとって、新しい命の誕生の季節です。この時期になると、成虫の飼育ケースでは交尾・産卵が行われます。

 

この時期に行う大切なことは、2週間に1度の割合くらいで、マットの中の卵や幼虫を、成虫ケースとは別の入れ物に移してあげるということです

 

カブトムシの成虫はとても活発で、日中はマットの中にもぐり、かなり激しく地中を動き回っています。

 

ですから、成虫が動き回ることで、せっかく産んだ卵や産まれた幼虫を親がダメにしてしまうことが多く、それを防ぐためにも卵を別容器に異動させるという作業が必要です。

 

卵を移動させる方法と注意点
  1. 成虫を飼育ケースから出す
  2. マットにある卵や幼虫を取り出す
  3. 素手で触らない

マットをひっくり返すとき、下に新聞紙やレジャーシートなどを敷き、その上にマットを出していくと、とても手軽にできます。

 

これは、ちょうどマット交換を行う時と同じ手順ですよね。

 

そして、卵や幼虫を見つけたら、プラスチック製などのスプーンでそっとマットごとすくいあげ、幼虫用の飼育ケースに入れてあげて下さい。

 

スプーンを使っているとはいえ、孵化したての幼虫はとても弱く、繊細です。

 

極力卵や幼虫に直接触れないように、細心の注意を払いましょう。

 

キャラ

幼虫を素手で触るなんてもってのほかです!やめてくださいね!

 

9月~11月頃

この時期になると、卵はどんどん孵化し、幼虫はマットを食べながら成長していきます。

 

この時期の飼育のポイントは、一つの幼虫ケースにたくさんの幼虫を入れず、何ケースも用意をして、少なめかなと思うくらいの匹数を入れるようにすることです。

 

過密飼育を避けることで、幼虫の健康やサイズアップは大幅に期待できますから!

 

この時期のポイント
  • マットの量
  • マットの水分

9月~11月頃の幼虫飼育には、マット調節がとても大切です。

 

マットの量を見極めるポイントは、飼育ケースの中のマットの「地平線」を追うことです。

 

幼虫の飼育ケースをよく観察していると、幼虫がマットを食べることでどんどんマットの一番上の部分(地平線)が下がっていくのがわかります。

 

マットが減ればそれと同じだけフンがマットの上部にたくさん溜まっているということなので、フンを取り除き尚且つ、マット交換もしくは補充をしないといけません。

 

敷き詰めていたマットが2/3くらいに減った頃が、マット交換や補充の目安となります。

 

ベストはマットを交換してあげることですが、忙しいときなどは補充だけでも大丈夫です。

 

最低限、補充をしてあげないと、幼虫さんがエサ不足で飢えてしまいますから!

 

補充の時は、同時に必ずフンを取り除くようにしてください。

 

マットの水分調節は、霧吹きでシュッシュッとし、全体が湿った感じになればOK。

 

飼育ゲージの底に水が溜まるようなら、多すぎます。

 

目安は、「ベトベト」ではなく、「少し湿っている」感じです。

 

もし、心配なら幼虫をマットから出し、マットをかき混ぜながら少しずつ加水していくと、失敗が少なくて済みますよ。

 

11月~3月頃

11月や12月ごろには、幼虫は3令になっているでしょう。

 

また、幼虫は外気温が冷えてくると食欲がなくなり冬眠準備を始めます。この期間は飼育と言っても何もせずに見守るべき時期。

 

というより、放置してあげてください!

 

注意しないといけないことは、この時期の水分の「与えすぎ」です。

 

もちろん適度な水分は必要ですが、マットの表面が乾いているからと思って早まってはいけません。

 

実はマットの表面はからからに乾いていても、マットの中ほどや底の方は結構水分がいきわたっていることが多々あるからです。

 

マットの表面が乾いているからというだけで水分補給をしてしまうと、知らず知らずのうちに幼虫をおぼれさせ、死なせてしまいます!

 

水分補給の際には必ず、土の内部の湿り気を確認してくださいね!

 

冬眠前の時期のポイント

マットを少し掘ってみて、水分の状態を確認するという作業を、めんどうくさがらずに必ず行ってください!

 

次の4月に幼虫とご対面してみて、「やけに数が減った…?」と思わなくて済むように、この時期の水分管理は十分に気を付けてください!

 

手間と言っても、マット交換の手間が減る分、全体の飼育にかかる時間は圧倒的に少なくなるから、コレまで飼育してきた飼い主さんならば、絶対に避ける手間といえます!

 

4月~5月頃

春は幼虫が冬眠から目覚める季節です。冬の間ゆっくりと休んでいて、いよいよこれからさなぎになるまでのパワーを蓄える、幼虫飼育の中でももっとも可能性に満ちた時期!

 

また、幼虫さんがマットを食べまくり、どんどんマットが激減していく時期…ともいえますね。

 

この時期は、幼虫が蛹になるために必要な栄養をしっかり体内に蓄える必要のある時期のため、良質なマットをたくさん食べさせてあげるようにしてください。

 

また、この時期は…梅雨一歩手前。湿気もどんどん増えてきます。

 

気を付けないと、飼育ケース内にカビや害虫が発生しやすいため、マットの具合に注意をしていきましょう!

 

6月頃

おめでとうございます!やっと幼虫の時期を超え、蛹へと成長する時期になりました。

 

この時期は、飼育ケースを持ち上げ、周囲や底をよく見るようにしてください。

 

幼虫が蛹に成長している様子が見えるかもしれませんよ!

 

さなぎに成り立ては柔らかくて繊細。ちょっとの衝撃で命を落としかねないので、くれぐれも飼育ケースの扱いには注意してくださいね。

 

もちろん幼虫さんへの気配りも、今まで以上に行ってください!

 

飼育ケースを交換するタイミング

産まれたばかりの幼虫は、体がとても柔らかく繊細です。

 

飼育ケースにたくさんの幼虫を入れている場合は、お互いの身体を頭で傷つけ、その結果傷つけられた幼虫が弱って死んでしまい、気付けば数が減っている…なんてこともよくあります。

 

また、幼虫の時期にマット交換をしないでいると、生きていくためのエサを確保するために自分以外の幼虫を排除しはじめます。

 

自分のテリトリーを確保しようと必死になり、かえってかわいそうな結果になってしまうため、マットは必ず交換してあげてください。

 

詳しくは「カブトムシの幼虫が共食いしない方法は?」の記事でも詳しく解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。

 

幼虫マットの交換の時期の回数を減らすためには、幼虫の大きさの分類をしながら1ケース当たりの頭数を少なくするといいですよ!

 

同じ種類でも、幼虫のサイズは大小差がありますよね。

 

小さい幼虫と大きい幼虫では、頭やあご、皮膚の強さが全く違います。

 

そんな差のある大きい幼虫と小さい幼虫を一緒に飼育すると、小さい幼虫が一方的に傷つけられてしまうのです。

 

ただでさえ死亡率の高い1令幼虫や2令幼虫の段階で、頭数があっという間に減ってしまうという事態になりかねません。

 

そのため、幼虫は大小のサイズに分けて、別々のケースに入れておく方が無難です。

 

もっと言えば、1匹ずつ別々の容器に入れる飼育方法こそが、ベストです。

 

これは、1リットルのペットボトルを使うと簡単に作れますが、もちろんプラスチックの飼育容器でも大丈夫です。

 

幼虫飼育の容器に関しては「カブトムシの幼虫・育て方はペットボトルがおすすめ?」の記事でも詳しく紹介しているので、参考にしてくださいね。

 

カブトムシ幼虫の飼育ケースは、成長度合いと孵化した数によってどんどん交換していくことになります。

 

数が多く、サイズが大きくなるごとに、より大きくゆとりのある容器に変えていく必要が出てくるということですね。

 

まとめ

カブトムシの幼虫の平均的な大きさと飼育容器やケースとの関係について書いてきましたが、参考になりましたでしょうか。

  • 世界最大のカブトムシはヘラクレスオオカブトで、最小のカブトムシはチビクロマルカブトである
  • 「令数」とは、カブトムシの幼虫の年齢の数え方である
  • カブトムシの幼虫は、メスよりオスの方が大きい
  • 幼虫のそれぞれの成長段階で、気を付ける飼育ポイントは異なる
  • 幼虫を過密に飼う時は、マットをマメに換える必要がある
  • 飼育ケースは成長具合にあわせ、より大きなケースに交換すべき
  • 飼育ケースはゆとりがあるくらいが丁度いい

カブトムシの成虫の大きさは、幼虫時代にどれだけ良質な栄養を手間暇かけて育てたかにより決まります。

 

是非、餌となる腐葉土を適切な状態に保ち、健康で大きいカブトムシを羽化させてくださいね!

 

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