• カブトムシの卵が孵化しない?
  • 孵化するまでの日数&確率は?

大切に育てたカブトムシ。

せっかく手塩にかけて飼育したのですから、幼虫を孵化させて繁殖させてみたいですよね。

 

ペアで飼育していればなおさらです。

 

ところが、なかなか孵化する様子が見られない・・・ということがあります。

 

そもそも、卵を産んだのかどうかもわからない。

 

産んでいたとして、いつかえるのかわからない。

 

初めてカブトムシの繁殖にチャレンジすると、意外とわからないことが多いものです。

 

今回は、カブトムシの卵の孵化についてご紹介します。

 

カブトムシを確実に産卵させるには

カブトムシ 卵 孵化

親となる成虫のペアが卵を産んでいないと、孵化のしようがありません。

 

カブトムシの繁殖にチャレンジする際、最初のステップは、

親となるペアに確実に産卵させることです。

 

まずは、ペアだけ、またはオス1匹とメス2匹のトリオで飼育しましょう。

 

大切に飼うのなら単独飼育に勝るものはないのですが、オスとメスを一緒に飼わないと交尾できません。

 

また、オス同士を複数飼育するとケンカを繰り返し、勝った方も負けた方も衰弱してしまいます。

 

メスが落ち着いて産卵できる環境を用意するためにも、

なるべく数を少なく、スペースを広くとってやりましょう。

 

繁殖に用いる親個体の選び方にもコツがあります。

 

あまり知られていないことかもしれませんが、

羽化(サナギから成虫になること)して成虫になったあと、成熟するまでの時間が必要です。

 

成熟とは、見た目が成虫になるだけでなく、成虫として餌を食べ、

活動し、交尾や産卵が可能な状態になることです。

 

未成熟の状態でペアを一緒にすると、せっかく交尾してもうまくいかず、

産卵に結び付かないことがあります。

 

成虫は見た目の変化はほとんど起こさないため、成熟したかどうかの判別は難しいのですが、

「餌を食べているかどうか」は重要なポイントの一つです。

 

ゼリーに口をつけて、ちょっと食べただけで止めてしまうような個体は、まだ羽化して間もないのかもしれません。

 

ちゃんと餌を食べ、できればフンをしているかどうかも確認するとよいでしょう。

 

きちんと成熟した成虫同士をペアにして、産卵用の飼育ケースで飼育すれば、

産卵する確率はぐっと高まります。

 

より確実に産卵させるためのハンドペアリングという手法もあるのですが、

少しコツがいりますので、まずは成熟したペアを飼育することから始めましょう。

 

孵化までの日数…いつまで待てばいい?

カブトムシ 卵 孵化

産卵する瞬間を見ることができればラッキーですが、たいていの場合、カブトムシは知らない間に産卵しています。

 

そのため、幼虫がかえるまでそのままの状態を保って管理するしかないのですが、それでもだいたいの時期は知っておきたいですよね。

 

たとえば、日本にいるカブトムシの場合、産卵からおおむね1週間~1か月くらいの期間で孵化します。

 

かなり開きがありますが、これは温度や湿度などの条件によって変化するためです。

 

成虫の飼育と同じ条件であれば、1か月以内には孵化するようです。

 

多くのカブトムシはこの条件に当てはまりますが、グラントシロカブトなどは孵化まで半年もかかります。

 

外国産カブトムシの場合は、このように日本のカブトムシと異なる生活サイクルを持っていることがあるため、

あらかじめよく調べておくことが必要です。

 

また、高温にすれば、孵化までの日数を縮めることもできますが、奇形や死卵も多くなり、あまりいい方法ではありません。

 

卵の数と孵化する確率は?

カブトムシ 卵 孵化

日本のカブトムシの場合、平均して1匹あたり30個ほどの卵を産みます。

 

稀に数回に分けて産卵を繰り返し、合計で100個もの卵を産む個体もいますが、

一般的には30個程度、と考えておけばいいでしょう。

 

複数のメスがいれば、それだけ卵の数も増えることになります。

 

では、産卵した卵のうち、実際に孵化して幼虫になるのはどのくらいでしょうか。

 

卵が孵化する確率を「孵化率」と言います。

 

たとえば、孵化率50パーセントと言えば、100個卵を産んだうちの50個が孵化したことになります。

 

日本のカブトムシの場合、一般的には成虫1匹当たり15匹程度の幼虫を得られる、ということになりますね。

 

交尾がうまくいったかどうか、繁殖に使ったペアが成熟していたかどうか、

卵が置かれた環境が孵化に適していたか、などの条件の違いによって、孵化率は大きく変わります。

 

成熟したペアを使って産卵させ、適切な環境で卵を管理したときの孵化率は、約50~60パーセントです。

 

産卵した卵の半数が孵化する、くらいに考えておくといいでしょう。

 

先にご紹介した通り、繁殖に用いるペアをきちんと成熟させることで、交尾の成功率と産卵率を上げることができます。

 

さらに、卵の管理にもいくつかポイントがあり、そのポイントを押さえることで、孵化率を高めることができます。

 

卵の孵化率を上げるコツ

成虫の死後、マットやケージをきれいに掃除する

いつまでも死骸をケージ内に残していると、雑菌が繁殖してしまいます。

餌台や食べ残しもすぐに片付けましょう。

 

成虫が生きているうちに卵の割り出しを行うのなら、一度成虫を取り出し、卵の割り出しを行ってから、元に戻しましょう。

 

卵を割り出す

割り出しとは、マットの中から卵を探し出すことです。

 

卵を割り出して新しいマットに移したほうが、孵化率が高くなります。

 

少しでも多くの幼虫を取り出したければ、割り出しを行いましょう。

 

新聞紙などを敷いた上にマットをあけて、スプーンで少しずつ切り崩すようにして卵を探します。

 

数ミリの白い丸い粒が卵です。見つけたら、少量のマットと一緒にスプーンで取り出しましょう。

 

卵管理ケースを用意する

割り出しのところでも述べましたが、卵を管理するために新しいマットを用意したほうが、孵化率が高くなります。

 

また、成虫がまだ生きている場合、成虫と卵を一緒にしておくと、成虫が卵を傷つけてしまうかもしれません。

 

確実により多くの幼虫を得るのなら、卵を管理するためのケースを別に用意しましょう。

 

いじりすぎない

卵を管理し始めると、孵化が待ち遠しくなってついいじりたくなってしまいます。

 

カブトムシの卵は、上下がひっくり返ったり、多少振動が加わったりしてもダメになることは少ないのですが、

いじらないに越したことはありません。

 

霧吹きなど最低限の世話だけにして、あとは自然に任せましょう。

 

卵を管理するときのNG行為

逆に、卵の孵化率を下げてしまうNG行為もありますので、気を付けましょう。

 

温度の急変

カブトムシは変温動物なので、卵は温度の影響を強く受けてしまいます。

 

季節の移り変わりのようなゆっくりとした変化であれば問題ありませんが、

急激な温度変化は卵が弱ってしまう原因になります。

 

卵を管理するときは、なるべく温度変化の少ない場所を選びましょう。

 

日当たりのいい場所や空調が直撃するような場所は、温度だけでなく乾燥も心配なので、

卵の置き場所としては避けるべきです。

 

エアコンで温度管理した部屋で、発泡スチロールの箱に入れて管理するのが最も確実です。

 

湿度の急変・乾燥

温度と同様、湿度も安定させることが大切です。

 

野生のカブトムシは、雑木林の地面の、落ち葉が積もってできたふかふかの土に卵を産み、

幼虫もそこで育ちます。

 

そういった場所は温度変化も湿度変化も少ないので、そういう環境を再現してやりましょう。

 

特に、マットの乾燥は大敵です。

 

卵の中の水分が出てしまい、卵が干からびてしまいます。

 

成虫を飼育するときと同様に、「握ると形ができる程度」の湿り気を保つようにしましょう。

 

まとめ

 

  • 産卵率や孵化率を上げるには、成虫を「成熟」させることが大事
  • 国産のカブトムシの場合、孵化までの日数は1週間~1か月くらい
  • 1匹あたりの産卵数は30個くらいで、孵化率は50~60パーセントくらい
  • 卵を専用ケースで管理する、いじりすぎない、温度と湿度の急変に気を付ける、などのコツを押さえれば、孵化率を上げることができる

 


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