• カブトムシ・幼虫のマット交換する時期や頻度は?
  • マット交換の簡単な方法やコツは?

カブトムシ飼育の必需品といえば、マット。

特に幼虫時期のマットは、その後のカブトムシの大きさや健康に大きく関わってきます。

ここではカブトムシ幼虫期のマット交換について、時期や頻度とその根拠についても、飼育経験を元に紹介していきます。

 

カブトムシの幼虫飼育の助けとして、以下をご覧ください。

 カブトムシ・幼虫のマット交換する時期や頻度は?

カブトムシの幼虫にとって、大切なマットの交換時期や頻度は、決まっているのでしょうか?

 

そもそもマットとは?

ペットショップに行くと、「○○マット」という言葉をよく目にしませんか?

 

主な商品名は以下のようなものだと思います。

  • 昆虫マット
  • カブトムシマット
  • クワガタマット
  • 発酵マット

マットとは、カブトムシの幼虫を飼育するのに使ったり、メスが産卵をする時期になると決まって必要になる、昆虫を飼育する上では欠かせない土のことです。

 

マットは発酵させてあるものが多く、カブトムシの幼虫は、このマットを家にし、そしてエサにして生きています。

 

良質なマットをたくさん食べることで、幼虫はどんどん大きくなり、健康的にマルマルと太ってくれるのです。

 

ちなみにカブトムシは幼虫の時期で、成虫のサイズが決まります。成虫になっていくら餌をたくさん食べても、それ以上大きくなりません。

 

「カブトムシを大きく強く育てたい!」と願うのであれば、是非幼虫マットに着目して飼育してみてください!

 

基本的な飼育に関しては「カブトムシ・幼虫の育て方」の記事にまとめてあるので、そちらもあわせてご覧ください。

 

カブトムシ飼育の必需品

自然界のカブトムシの幼虫は腐葉土を食べて生きています。

 

腐葉土とは、自然の中で多くの微生物やミミズにより枯葉などが有機物に分解された、栄養満点の土のことです。

 

腐葉土は園芸用品ショップなどで手に入りますが、自宅で作るとなると大変です。

 

そこで、カブトムシ飼育が簡単にお手軽にかなうために、カブトムシの飼育マットか開発されたのです。

 

マットの種類と使い方

マットとひとくくりで言っても、用途により様々な種類があります。

 

発酵していないマット

発酵していないマットは、成虫の飼育によく使われます。

 

オガ粉などが含まれているため、幼虫の飼育には向いていません。

 

栄養価の高いマット

栄養価の高い発酵マットは、幼虫の飼育に欠かせません。

 

この幼虫期のマットの栄養度合いにより、幼虫の成長具合が大きく違ってきます。

 

幼虫時にどの程度まで大きくできるかにより、その後の成虫の大きさが決定してしまいます。

 

カブトムシを大きくしたい場合は、幼虫時期に気合を入れて、せっせとマット交換をする必要があります。

 

産卵用のマット

きめの細かいマットで、とても滑らかな肌触りです。

 

卵から生まれたての赤ちゃん幼虫でも食べられるように、細かいマットが必要な時期があるのです。

 

これらのマットの使い方は、飼育ケースや容器に適切なマットを投入し、その中に幼虫を入れて飼育したり、大人の飼育ケースに産卵用マットをセットして、成虫のメスに産卵してもらうなど、様々な方法があります。

 

マットの熟度とは?

マットには熟度というものがあり、マットの熟度は高いものと低いものがあります。

 

カブトムシの成熟具合によって、熟度の高低をみながら、必要に応じて使い分けていきます。

  • 熟度が高いマット
    :産卵用で、再発酵しづらいので初心者のカブトムシ飼育に適しています。
  • 熟度が低いマット
    :幼虫飼育向けで、より栄養価が高くなっています。 

 

マットの再発酵とは?

発酵マットは、「ガス抜き」という処理が必要になってきます。

 

なぜガス抜きをする必要があるかというと、発酵マットは性質上、再び発酵(発熱)することがあるからです。

 

再発酵が進むと、マットの中でガスが充満して温度が上昇してしまいます。

 

幼虫がマットに潜っている間に温度が上昇すると、熱すぎで幼虫が死んでしまうという危険性があります。

 

そのため、再発酵(発熱)を予防するために「ガス抜き」をする必要があります。

 

キャラ

幼虫ちゃんのために、ガス抜きは必ずしてね!

 

ガス抜きの手順は?

ガス抜きなんて言われたら、大変に感じてしまうかもしれませんが、超簡単な方法を紹介するのでご安心ください!

 

  1. マットを袋から出し、大きめのタライの中に薄く広げる。
  2. そのまま1~7日放置します。
  3. マットの発酵している臭いがなくなり、通常の土の臭いになると完了です。
  4. ガスが抜けたマットに加水していきます。
  5. 少しずつマット全体に水を足しながら、手でコネコネし、手で握るとお団子になるけれども水はしみてこない状態まで水を足します。
  6. 出来上がった加水マットを飼育予定のケースに詰めていきます。ここまで出来たら完成です。

 

あとは、確認作業に移ります。

 

マットを詰めた飼育ケースを3日ほど置いて、発酵マットが再発酵していないかの確認をしてください。

 

もし、発酵していると感じたら、発酵マットをもう一度飼育ケースから出し、上記の1~6の手順を繰り返してくださいね!

 

マットの交換時期や頻度は?

カブトムシの幼虫飼育の過程で、マットの交換をする時期やタイミングは、一体何を目安にして行えばよいのでしょう?

 

カブトムシの幼虫は、何カ月という月日をかけ、マットを食べてどんどん大きくなっていきます。

 

繰り返しますが、マットは幼虫の寝床でありエサです。

 

幼虫が大きくなるということは、マットの中の栄養分はどんどん食べられているということになります。

 

そのため、その時々でマット交換をしてあげ、新しいエサとしてのマットを補充する必要があります。

 

では、具体的にどのようなタイミングや時期でマット交換をすべきなのでしょう?

 

マット交換のポイントは、大まかに分けて2つあります。

 

マット上部にフンがたまったとき

慣れた飼育者さんであれば、マット交換の時期は、マットの状態を見れば一目瞭然です。

 

カブトムシの幼虫は綺麗好きなので、マットの上部にフンをします。

 

マット下部はリビングや寝室。マット上部がトイレ…と、幼虫さんなりに生活の用途に合わせて空間を使い分けているのです。

 

つまり、飼い主さんはマットの上部をみて、マット交換の時期を見極めればいいということです!

 

マットの表面がフンで覆われるようになると、餌として食べられるマットが少なくなっていることを意味します。

 

マット上部にフンがたくさんあるときには、至急、新しいマットに交換してください。

 

マットから異臭がするとき!

変な臭いがしているということは、マットが再発酵していると考えていいでしょう。

 

再発酵している場合、発熱にともなうガスが発生しているため、中の幼虫が高温と酸欠になり、危険な状態です。

 

マットから異臭がするときは、至急新しいマットに交換してください。

 

マットの量が減ったとき!

マットの量が減るのは、幼虫が一生懸命エサ(マット)を食べている証拠で、喜ぶべきことです。

 

マットの量が減ったときの追加方法・手順は以下の通りです。

  1. まず、使用中のマットを大きいタライなどの別容器にひっくり返し、そこに幼虫を避難させます。
  2. 新しいマットは、使用中のマットを作った時と同じ要領で、ガス抜き済みのマットに水分をほどよく加えて、必要分量だけ作ります。
  3. 追加マットができたら、使用中のマットに混ぜ、飼育容器に入れていきます。

全てすんだら、たらいに避難させていた幼虫を元に戻します。

 

すると幼虫さんたちは、綺麗に追加されたマットに、自分で潜っていくでしょう。

 

マットにコバエが発生したとき

コバエ自体が幼虫に悪影響を及ぼすことはありません。

 

しかし、飼育マットに発生した小バエによって、マットの分解がどんどん進み、結果幼虫にあげられる栄養が減ってしまいます。

 

こうなると、「飼育に適した良いマット」とは言えない状況になってしまうため、交換したほうがいいでしょう。

 

幼虫の成長段階に注意

一般的にカブトムシは、卵→幼虫→さなぎ→成虫、という流れで成長すると知られていますよね。

 

それは間違いではないのですが、このうちの「幼虫時期」にも、実は2段階の変化をしているのです。

  1. エサを食べる幼虫時期
    :この時期の幼虫は、白からやや黄色がかった体色をしており、手や口が元気に動いている状態です。
  2. エサを食べない幼虫時期
    :幼虫時期の終わりの時期で、蛹になる前の準備段階の時期です。
    :エサは食べず、蛹になるためのスペースを作るためだけに最後の力を振り絞って動きます。
    :体色は黄色みが強くなり、手や口が固まって動かない状態です。

上述の2番の、エサを食べずにさなぎになる準備を始めたら、飼育マットの交換はしないでください。

 

マット交換の簡単な方法やコツとは?

ここで、マット交換を簡単に行うための、飼育経験からの簡単な方法と、コツをお伝えいたします。

 

マット交換の準備段階から、以下を参考にしてください!

 

交換するための準備品

  • 新しいマット(腐葉土など)
  • 土をひっくり返すための敷物(新聞紙やレジャーシート、ブルーシートなど)
  • 目の粗いフルイ
  • 軍手
  • プラスチックスプーン(専用スプーンもインターネットで販売しています)

マット交換をする時、前準備として2~3日前に水を加え、しっとりさせつつガス抜きを行うことをおすすめします。

 

上のほうの「ガス抜きの方法」のところに詳しく書きましたが、ガス抜きは気温によって1~7日かかります。

 

そのため、マット交換の数日前からガス抜き準備をしておく必要があるのです。

 

交換のポイントや注意点

マット交換のポイントは大きく分けて3つあります。

  1. 新しく作ったマットの発酵臭がきつかったり、土の温度が暑かったりすると幼虫は潜っていこうとしません。その場合は、天日干しをし、マットの温度を下げ、発酵臭をなくしてから幼虫を入れてあげることをオススメします。
  2. 水の入れすぎに注意!水が多すぎると幼虫が溺死してしまいます!
  3. 幼虫を素手で触ると、手についている菌が幼虫に移ってしまい、悲しい結末になることもあります。そのため、触れるときは軍手かスプーンでそっと掬ってあげるようにしてください。

 

マット交換の方法

  1. 軍手をはめている状態の手かスプーン(おススメは木のスプーンです)で、使用中のマットを少し入れた別容器に幼虫を避難させる。
  2. 使用済みマットを全部新聞紙などの上に出し、フルイにかけ、フンを取り除く。
  3. 準備しておいた水入りマットとフルイにかけた古いマットを混ぜ、ケースに詰めていく。
  4. 最後に、マットの上に幼虫を置くと、自分で潜っていきます!

 

マット交換のコツ

通常の温度なら、マット交換は4月と10月くらいに当たるはずです。

 

特に、4月のマット交換はとても大切で、さなぎになる前の最後の餌の補充とともに、蛹室を作るための準備になります。

 

それを踏まえて、4月と10月のマット交換の意味とコツを紹介したいと思います。

 

10月のマット交換

フンだらけになったマットを交換し、冬眠に入る前の準備としての栄養補充のためのマット交換です。

 

この時期は、先ほど書いた「マット交換の方法」の手順に沿って行うと良い時期です。

 

4月のマット交換

こちらの時期のマット交換は、カブトムシの幼虫が冬眠から目を覚まし、蛹になる準備を始める時期に当たります。

 

蛹になるための最後の栄養補充と蛹室を作るための下準備をしてあげるという意味を持つ時期になります。

 

そのため、10月の時のマット交換とは少し違う点があります。

 

それは、10月のマット交換ではフンを全部取り除きましたが、4月の交換ではフンが混じったマットを一部戻しておくという点。

 

そのフン入りマットを押し固め、下から10cmくらいになるようにフン入りマットの量を調節します。

 

どうして押し固めなければならないかというと、この押し固めた固さがちょうど蛹室には適しているからです。

 

この作業が終わると、また10月の時と同じ手順で飼育容器にマットを入れてあげてください。

 

まとめ

今回は、カブトムシの幼虫のマット交換の時期やポイントについて見てきましたが、参考になりましたか?

  • カブトムシのマットとは飼育する「土」のことである
  • マットは自然界の栄養満点の腐葉土の簡易版なので必要
  • マットは用途と幼虫の発育段階に分けて使うべき
  • マットの熟度には高低があり、用途により使い分ける必要がある
  • マットの再発酵を防ぐために「ガス抜き」が必要
  • ガス抜きは独特な発酵臭から普通の土の匂いになると完成!
  • マット交換は新しく新鮮なエサを幼虫にあげるために大切なこと
  • マット交換の時期やポイントは幼虫の様子を見ながら進める
  • マット交換の方法は4月と10月で手順が違うので、要注意!

ぜひ、マット交換のコツをつかんで、幼虫にとって良い環境を作り、大きいカブトムシを羽化させてくださいね!


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