• ベニクラゲの寿命は永遠?
  • ベニクラゲは本当に不老不死なの?

不老不死の生き物として有名なベニクラゲだが、本当に不老不死なのか。

老化が進むと生活環を逆回転させることが、なぜできるのか。

 

ベニクラゲの寿命が永遠に続くメカニズムについて、現段階でわかっていることをまとめてみました。

 

ベニクラゲの寿命は永遠?

キャラ

ベニクラゲの寿命は永遠に続きます、おそらく。

 

若返っていることが発見されたのも、つい最近のことなので、今後ますます研究が進むものと思われます。

 

ベニクラゲは体長1cmくらいの小さなクラゲなので、あらゆる海洋生物の捕食対象。

 

食べられなければ寿命は永遠かもしれませんが、多くの個体は他の魚に捕食され、永遠の命を手に入れている個体がいるかどうかは不明です。

 

クラゲの成長過程

  1. ポリプ
  2. 誕生
  3. 老化

普通のクラゲは上の1~4のような一生を送ります。

 

捕食されなかったとしたら、4の老化の後に、通常ならば海に溶けてなくなります。

 

クラゲって「海に溶けて亡くなる」んですね。

キャラ

なんて神秘的。

まさに海の化身のようです。

 

ベニクラゲの成長過程

そして今回の議題である、ベニクラゲの場合。

 

ベニクラゲは「4」の老化の後に「2」のポリプに戻ります。

 

そして2→3→4→2→3→4…と、永遠のループを繰り返すのです。

 

ここで焦点が当るのは、当然「4→2」の若返り現象。

 

人間だったら、よぼよぼの老人がギューッと若返って胎児に戻るようなものでしょうか。

 

そして出産から再び生きなおす。

 

まごう事なき不老不死の世界です。

 

ベニクラゲは本当に不老不死なの?

キャラ

ベニクラゲは多分本当に、不老不死ですよ。(まだ研究中)

 

ベニクラゲは世界中の海に広く分布していて、わりとポピュラーで珍しくもないクラゲなんですよね。

 

しかし1991年、「ベニクラゲ、どうやら老衰のあとポリプに戻ってるっぽいぞ!」と発見されてからは、一躍羨望のまなざしを注がれています。

 

それを受けて次々と世界中の研究者がベニクラゲの研究を始めたそうです。

 

2011年には、京都大学の久保田信准教授が、飼育しているベニクラゲの9回目の「老衰→ポリプ」の若返り現象を記録したと発表。

 

今は2018年なので、まだベニクラゲの不老不死についての研究は、始まったばかりってことです。

 

今後新たな研究が進み、ベニクラゲの若返りメカニズムを人間に応用できる日がくるかもしれません。

 

ベニクラゲ研究者・久保田さんの考察

ベニクラゲの研究をされている京都大学のフィールド科学教育研究センター瀬戸臨界実験所に所属されている、久保田信先生の考えを見てみましょう。

 

久保田信先生の不老不死研究についての考察
  • ベニクラゲの研究が進めば、人間も不老不死になることができる
  • 目的があれば不老不死は幸せだ
  • 人口があふれかえらないよう、「子どもを作ったら不老不死はあきらめる」と法を作ればよい
  • 今後20年ほどで、不老不死の研究は加速度的に進むだろう

いかがでしょうか。

 

「ベニクラゲの細胞や生態を調べ、不老不死の研究を進める」という点には、多くの人が期待を寄せることでしょう。

 

一方で、「人間が本当に不老不死になってしまったら…」と想像すると、あらゆる面で不安が押し寄せます。

 

その二つの問題を切り離して、考えたほうが良いかもしれませんね。

 

永遠の命って幸せ?

「ベニクラゲが若返っている」

⇒「人間に応用できるかもしれない」

⇒「人間が不老不死になれるかもしれない」

 

これって、多くの人が「ん?これ、幸せなの?」と疑問に思うんじゃないでしょうか。

 

平均寿命80歳くらいだとして、80歳→0歳→加齢で80歳をやり直すってことですよね。

 

まさに映画ベンジャミンバトンのようですが、映画のベンジャミンバトンだって「幸せ?」かどうか迷うところです。

 

「自分だったら」と考えると…。

 

限りある命だからこそ、その内容を充実したものにしようと、迫られる時間のプレッシャーを感じながら必死に生きている面もあるため、やはり「永遠の命」はいらないかな~と思います。

 

いうなれば、自分ではなく自分の大切に思う人が、自分の人生の途中で死なずに、ずっと一緒にいられたら良いのにってことくらいです。

 

そんな手前勝手な気持ちで、自分の大切な人に対して「不老不死であってほしい」とも思わないですけどね。

 

限りある時間を、共にまっとうしたいし、してほしい。

 

それができれば十分だと思います。

 

生きてる間の「若いからだ」

じゃあ、ベニクラゲの研究いらないのか?

 

といわれると、そうでもない。

 

世の中の女性は特に、美容面で大いに興味があるのではないでしょうか。

 

老化が進行した後に、細胞が赤ちゃんレベルまで戻るなんて化粧品があれば、化粧品業界の大きな革命ですよね。

 

どのように研究や人間への応用が進むのか、まだまだ未知のベニクラゲですが、今後の進行に期待が寄せられます。

 

不老不死になる理由

不老不死ってどういうことか、我々、不老不死じゃないからはっきりいってわかりませんよね。

 

ベニクラゲの研究をされている京都大学の久保田教授は、以下の様におっしゃっています。

 

「でも、地球上には動物は約144万種が生息しています」

「そのひとつひとつを研究していたら、時間がいくらあっても足りません。だから私は、不老不死の身体を手に入れ、すべての生物の謎を究明して、生物学を極めたいんです」

引用元:人間は不老不死の体を手に入れることは可能なの

 

目的意識がはっきりされた方だからこそ、不老不死に価値を見出しているのでしょう。

 

もしも本当に不老不死の薬が開発されたとしても、限りある薬ならば、久保田先生のように不老不死になる目的をしっかりと掲げている方にこそ、使って欲しいものです。

 

若返りの神秘に迫った作品

ベンジャミンバトン

14ヶ月~妻が子どもに還っていく

火の鳥

不老不死をテーマにした作品は過去にいくつかあります。

 

14ヶ月~妻が子どもに還っていく

「14ヶ月~妻が子どもに還っていく」は、まさにベニクラゲの存在からヒントを得た物語。

 

ベニクラゲのように人間が時間を逆行したらどうなるのか。

 

リアルにその問題に迫ったないようです。

 

火の鳥

いわずと知れた、手塚治虫さんの有名な漫画です。

 

火の鳥を主体として、いくつかのストーリーと、そのたびに主人公も登場人物も変わる構成。

 

火の鳥の生き血を飲むことで永遠の命が手に入る。

 

けど、生き血を飲んで永遠の命を手に入れた人は、概ね幸せには見えず、星の寿命を宇宙空間で過ごすなどの地獄を見ています。

 

火の鳥をきっかけに多くの人が「不老不死はそう、幸せなことではない」と考えさせられているのではないでしょうか。

 

ベンジャミン・バトン~数奇な人生

ブラッドピット主役の2008年公開された映画です。

 

原作は1922年のF・スコット・フィッツジェラルドによるもの。

 

ベニクラゲのように若返る作品ですが、ブラピ演じる主役は「生まれたとき80歳で、どんどん若返る」という体質。

 

恋をして家庭を持ち、子どもまで授かるも、どんどん若返っていく自分に経済的自立や家族を支えることが難しいと苦悩します。

 

まとめ

  • ベニクラゲはおそらく、不老不死である
  • しかし、1991年にベニクラゲの若返り現象が発見されたばかりなので、まだ研究は始まったばかりである
  • ベニクラゲの研究、日本の第一人者は京都大学の久保田先生である
  • ベニクラゲによって、細胞の若返りの研究が進むことは、美容の点で大いに期待が寄せられる
  • だが、不老不死に関しては、いくつかの文献や作品によって、孤独な苦難を強いられるという印象が強い

 

まさに始まったばかりの研究。

ベニクラゲに限らず、海の中にはまだまだ命の神秘が眠っているのかもしれませんね。

 

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