• アホウドリの由来とは?
  • アホウドリという名前の意味とは?

アホウドリって誰もが聞いたことのある鳥の名前ではないでしょうか。

にもかかわらず、「アホウドリってどんな鳥?」

キャラ

と聞かれて、答えられますか?

せいぜい「アホな鳥?」ってまぬけな返事を返すくらいじゃないでしょうか。(←わたしw)

 

そこで今回は、名前だけはメジャーなのに、実はよく知らないアホウドリという鳥について調べてみました。

 

ちょっと名前に「納得」できちゃう、面白いストーリーを幾つか見つけたので、ご覧ください!

アホウドリの名前の由来・意味とは?

名前の由来はやっぱり…

アホウドリの名前の由来はやっぱり「アホだから」でした…。

アホだからアホウドリ…。

 

こんな失礼なネーミングをした人に、本当の「アホ」は誰なのかを、以下に検証していきたいと思います。

 

何が「アホ」なの?

アホウドリの「アホ」呼ばわりされる由縁は、「警戒心が皆無」だからです。

 

人間が食用に捕獲しようと近づいても、警戒心も発揮せずにのんびりと歩いているのがアホウドリ。

 

人間の近くに生息するハトでさえ、えさだけさっと掠め取って、触らせもしないのにね。

 

それを見た人間がいいました。

 

「こいつ、アホな鳥だなぁ!アホウドリと名づけよう!」と。

 

ところが調子に乗った人間は、無警戒のアホウドリを乱獲。

 

その結果、アホウドリはあっという間に絶滅の危機に。

 

現代は研究者により、アホウドリの繁殖が進められています。

 

貴重な海の風物鳥を簡単に絶滅に追い込み、絶滅危惧種になったとたんに、慌てて生態を守り始める。

 

キャラ

本当のアホはどちらなのかと考えてしまいますよね。

 

餌の認識度の低さ

キャラ

でもでも、人間だけじゃなく、アホウドリにもやっぱりちょっと抜けているところはありました。

それは餌に対する執着心でもわかります。

 

アホウドリは、海上に浮かんでいる小魚などを捕食して生きています。

 

海面近くに浮かんでいるものを見ると、「エサー!」と喜んでパクッと口にする習慣が。

 

小魚や甲殻類とかならいいのですが、それらの死骸や、下手をすると人間が破棄したゴミさえも「エサー!」と食べてしまいます。

キャラ

…アホウドリってやっぱりちょっとアホだった…。

とはいえ、害のない自然の生態を守るためにも、危険なゴミを海に投棄しないよう、人間のほうが気をつけるべきでしょう。

 

やっぱり一番のアホは…言わないでおきます。

 

アホウドリの数

アホウドリ 由来

19世紀初頭には、世界になんと数100万羽のアホウドリが生息していたといわれています。

 

アホウドリは臆病なので、外敵のいない孤島などを選んで生息。

 

そのために繁殖もしやすく栄えていたんですよね。

 

ところが海から空から人間がどんどんどんどんアホウドリの楽園に進出。

 

アホで(ごめんw)つかまりやすかったアホウドリは、羽毛目的に次々と乱獲されていきました。

 

現在のアホウドリの数はなんと…4000羽です。

 

アホウドリの数の推移

 

アホウドリの生息数の変化
  • 1887年:アホウドリの羽毛の乱獲が始まる⇒数100万羽自然生息していた
  • 1910年:羽毛の貿易禁止
  • 1933年:鳥島でアホウドリの乱獲禁止
  • 1936年:聟島列島でアホウドリの捕獲禁止⇒630万羽が乱獲されたと推測
  • 1939年:鳥島の火山噴火
  • 1949年:調査隊がアホウドリを発見できず、「絶滅」と判断
  • 1951年:鳥島にて、自然繁殖している個体を発見⇒30~40羽
  • 1958年:アホウドリを国の天然記念物に指定
  • 1962年:アホウドリを国の特別天然記念物に指定!
  • 1965年:火山によって保護活動、一時中止
  • 1971年:南小島のアホウドリの個体群も発見される
  • 1976年:アホウドリの調査保護活動再開!
  • 1988年:南小島のアホウドリの自然繁殖確認
  • 1999年:⇒1,200羽
  • 2001年:北小島のアホウドリの繁殖も確認!
  • 2006年:⇒2,360羽
  • 2010年:⇒2,570羽
  • 2014年:小笠原諸島の媒島でアホウドリの雛発見
  • 2015年:小笠原諸島の媒島でアホウドリの繁殖が確認された!

研究者による繁殖が進められているので、今後ますます数を増やすことが予想されます。

 

個人的に、アホウドリの人工繁殖はすいすい進んで、数を回復させるのは簡単だと思うんですよ。

 

その理由は、アホウドリの天敵にあります。

 

アホウドリの天敵

アホウドリ 由来

アホウドリの天敵。

誰だかお分かりですね。

 

そう、アホウドリの天敵は、我々人類です。

 

人類がアホウドリの生息地に足を伸ばすようになってから、急激に数を減らしたアホウドリ。

 

人類が「この鳥は絶滅危惧種だから、とっちゃだめ」とすれば、アホウドリの数はすいすいと回復しそうではないでしょうか?

 

というのも、もともとアホウドリは「外敵のいない孤島」などを選んで分布していた種。

 

自然界で、人類以外にアホウドリを乱獲する種は、少ないと思われます。

 

もちろん上に挙げたように、今はアホウドリの餌場である海も大いに汚染されています。

 

人類が捕獲しないまでも、繁殖の弊害はすでに作り出されています。

 

それを差し引いても、やっぱり研究が進むごとに、今4000羽のアホウドリの数は、徐々に回復していくことが見込めますよね。

 

アホウドリの基本情報

アホウドリ 由来

ここでいまさらだけど、アホウドリの基本情報について紹介していきます。

 

  • 名前:アホウドリ
  • 科目:ミズナギドリ目、アホウドリ科、アホウドリ属
  • 分布:北太平洋の孤島を中心に広く分布(していた)
  • 体長:全長84~100cm
  • エサ:魚類、甲殻類、軟体動物、それらの死骸も

 

アホウドリの分布は北大西洋。

 

19世紀の半ばから始まった、人類によるアホウドリの乱獲は、その後50年ほどであっという間にアホウドリを絶滅の危機に追いやりました。

 

1939年には、アホウドリの多く生息していた鳥島の噴火により、一度は「絶滅」といわれていたアホウドリ。

 

鳥島は、アホウドリの最後の残存コロニーがあるといわれていた島でした。

 

かつては他の島にも多数あったアホウドリのコロニーは、度重なる人間の乱獲により、あっという間に地球上から姿を消してしまっていたのです。

 

そして残った鳥島は、「火山の噴火」という自然現象がアホウドリに襲い掛かります。

 

「なんてこった!残った貴重なアホウドリが、火山で死んでしまった!ちくしょう、火山め!」

…って思ったのでしょうか?

 

人類の乱獲こそが、アホウドリを絶滅に追い込んだことを、我々は忘れずに認識すべきですよね。

 

まとめ

  • アホウドリの名前の由来は「アホだから」。
  • 警戒心が低く、横で仲間がつかまっていても逃げようともせず、のんびりと捕獲されることから「アホウドリ」と名づけられた。
  • 人類は、「逃げないから」「捕まえやすいから」と、わずか50年足らずで数百万羽のアホウドリをあっという間に取り付くした。
  • その後数を数十羽に減らしたアホウドリの繁殖を試みる。
  • 現在のアホウドリの数は、30羽⇒4000羽にまで回復。
  • アホウドリの天敵はおろかな人類なので、人類が「保護」を真剣に行うことで、生息数の回復が見込める。

 

アホウドリの歴史を調べると、アホウドリよりもよほど、人間の「アホ」さ加減が浮き彫りになってしまいますよね。

 

キャラ

もちろん私も例に漏れず「人類」なので、我がこととして記しています。

 

絶滅の危機に追い込まれようとも、その後保護され生息数を増やそうとも、どこまでも平和にのほほんと暮らすアホウドリ。

 

せわしく生きる我々人類こそ、自然の流れに緩やかに身を任せることを、アホウドリから学ぶべきかもしれませんね。

 

「アホ」が悪いことではなく、自然に従順であることなのだと、アホウドリが種の存続をかけて、教えてくれているのではないでしょうか。

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