• シジョウカラの鳴き声は?
  • 鳴き声の種類&意味の違いとは?

2018年1月30日に、京都大学のシジュウカラの研究で新しい研究結果が発表されました。

 

それによるとシジュウカラは、仲間の「ジャージャー」という鳴き声を聞いて、

目の前にヘビがいなくても、ヘビの姿を想像することが出来る!

というものです。

 

今までヒトしか持っていないとされていた、

単語から指示対象をイメージする能力を持っている生物がいると実証された、

とても画期的な発見です!

 

今回はそんなシジュウカラのちょっと変わった鳴き声と、

様々な鳴き声の種類や意味についてちょっとばかり踏み込んでみたいと思います!

 

シジュウカラの鳴き声!

シジュウカラ 鳴き声

白いほっぺに黒いネクタイを付けたような、とても特徴のある鳥、シジュカラ。

 

まずは、そんなシジュウカラを簡単にご紹介したいと思います。

 

シジュウカラの特徴

国内ではほぼ全国で観察することのできる「留鳥」のシジュウカラですが、

西日本より北日本に多く生息していることでも知られています。

 

体長は約14.5cmで、体重は約14gほどで、スズメと同じくらいの大きさです。

平地や山地はもちろんのこと、市街地や住宅地でもたくさん見かけます。

 

巣は木の穴に作りますが、人工的な狭い穴にもよく作り、

私たちにいち早く春の訪れを知らせてくれる鳥でもあります。

 

「ツツピン ツツピン」という澄んだ声が聞こえたら、シジュウカラです。

また、喉から下にかけて入っているネクタイのような黒い縦線が太ければオスで、細ければメスです。

 

シジュカラの食事

シジュウカラはスズメと同じ雑食で、「種子」「木の実」「昆虫」などをエサとして食べています。

しかも、シジュウカラはとても大食漢で、シジュウカラ一羽が一年間に食べる虫の量を、

蛾の幼虫で換算すると、なんと一年に12万5千匹ほどの虫を平らげることになります。

 

シジュカラの鳴き声の主な種類

シジュウカラ 鳴き声

基本的な鳴き声(さえずり)

  • 2音:ツーピー
  • 3音:ツツピ
  • 4音:ツツピピ

年明けから鳴き始める、これらの基本的な鳴き声は、

2音を2~3回だけ繰り返すことが多いですが、春本番になる頃には、

さらに繰り返しが増えるとともに、バリエーションもどんどん増えていきます。

 

「さえずり」は、メスを呼ぶためや、オスとして縄張りを宣言している意味があると言われ、

バリエーション豊かなオスほどモテモテで、

縄張りを防衛する能力も高いということが近年の研究で分かりました。

 

地鳴き

シジュカラの地鳴きは何十種類もあると言われ、多様な声で様々な状況を仲間に知らせています。

 

例えば、細く鋭い声を出したら、「危険!」というせっぱつまった合図で、

タカなどの接近を知らせています。

 

「危ないかも…」程度なら、「ジュクジュク」という濁った声で鳴きます。

 

これは、犬や猫、人に対して、鳴く鳴き方です。

 

特に、この濁った声で鳴くときは、子育て中の巣に近づいたときになく鳴き方なので、

この声を聞いたら、それ以上は近づかないようにする必要があります。

 

メスの特徴ある声

メスが雛の「シーシーシー」としわがれ声で鳴くときがあります。

 

これは、繁殖時期が近づくと聞かれる声で、メスがオスに求愛給餌をしている時の声です。

 

そしてその声とともに、翼をばたつかせる甘えのポーズを取り、

オスに「エサをちょうだーい!」とおねだりするのです。

 

この声を聞くと、オスは食べ物を探し、メスに与えます。

なぜこのような行動をするのかは諸説あり、

  • 貢物でオスの品定めをしている。
  • ペアの絆を深めている。
  • 産卵の時のメスの栄養補給源となる。

と考えられています。

 

シジュカラの不思議な能力

少し話はそれますが、是非お知らせしておきたいシジュウカラの不思議な能力があります。

 

不思議といっても、私たちヒトでは普通のことですが、鳥としては不思議なんです。

 

単語と単語をつなげて文を作る能力は、私たち人間特有の行為ですが、

なんとその能力をシジュウカラも持ち合わせているということを、

2016年3月9日に、総合研究大学院大学の研究チームが発表しました。

 

その内容を簡単にまとめたいと思います。

  • 周囲を警戒しているだけ:ピーッピ
  • 仲間たち、集合!:ヂヂヂヂヂヂ
  • 警戒しながら集合!:ピーッピ ヂヂヂヂヂヂ
  • 無反応(わざと反対にしてみる):ヂヂヂヂヂヂ ピーッピ

これらの構造や機能を考えていくと、ヒトの言語に限りなく近いコミュニケーションをとっていることがわかります。

 

これは動物一般的に見られるものとは全く異なったもので、言語の進化の方法を研究する上で、

大きなカギを握っていると言えます。

 

シジュウカラの鳴き声の種類&意味の違いとは?

シジュウカラ 鳴き声

すでに上記でシジュウカラの鳴き声や種類、

そして意味についてご紹介しましたが、最新のシジュカラの鳴き声の研究では、

「鳴き声の文法」についてすすめられているようです。

 

先ほども触れたように、シジュウカラと人間のみが、文法と文脈から意味を読み解く能力を持っていると確認されています。

 

シジュウカラは繁殖期以外は混群で行動する

シジュウカラは、同じ種類の小鳥たちに混ざって、

小さな群れを作って行動しますが、同じ種類の小鳥といっても、同じ言葉を話すとは限りません。

 

シジュウカラはそんな群れに入って、ちゃんとコミュニケーションを取れているのでしょうか?

 

シジュカラと一番行動を共にしている仲間は、「コガラ」です。

 

コガラはシジュカラの集合!という声「ヂヂヂヂヂヂ」の代わりに、「ディーディー」と鳴きます。

 

私たちからしたら違うように思える声も、シジュウカラはちゃんと理解し、コガラと同じ行動をとるそうです。

 

シジュカラって、人間風に言えば、「バイリンガル」なんですね!

 

シジュウカラと会話できる日も来るかも!?

現在の研究で、シジュウカラは私たちのように単語と単語を組み合わせ、文を作り、会話をしていることがわかっています。

 

そして、シジュウカラが話している内容を、私たち人間が紐解き、理解することが出来ることはすでにご紹介しました。

 

では、次の段階である、シジュウカラにまるで犬や猫のように、私たち人間の言葉を理解してもらえる日が来るのでしょうか?

 

現段階では不可能と言わざるを得ませんが、シジュカラは決して頭が悪くありません。

 

ただ、シジュウカラが自然界で生き残るうえで不要な能力は、

なかなか進化しないため、まだその地点まで到達していないといえます。

 

というのも、例えば西アフリカに生息している「キンコブサイチョウ」という鳥は、

周辺に生息している「サル」の鳴き声の意味を理解し、共通の天敵である「タカ」から避難することが知られています。

 

このことから、必要に応じて、他の種類の動物の言葉を理解していることがわかります。

 

つまり、ヒトとシジュウカラが密接にかかわりながら暮らす社会が出来れば、

シジュウカラにヒトの言葉を理解してもらえるかもしれませんね!

 

まとめ

シジュカラがヒトと同じように単語と単語を結び付け、文法を理解し、

文を作っていたという衝撃の事実をご紹介してきました。

 

ヒトと自然界の生き物が密接に関わり合い、

お互いの言葉を理解できる社会が生まれたら、とても楽しい世界になりそうですね。

  • シジュウカラの特徴は、胸元の黒いネクタイのような模様で、ネクタイが太ければオスである。
  • シジュウカラは雑食で、しかも大食漢である。
  • シジュウカラは何十種類という声を使い分けて会話をしている。
  • シジュウカラのメスは、雛のような声を出して、オスに求愛給餌を求める。
  • シジュウカラは私たち人間のように、単語と単語を結び付け、文として会話をしている。
  • シジュウカラは繁殖期以外は「コガラ」と一緒に混群で生活をしている。
  • シジュウカラなどの野鳥と密接なかかわりを持てば、もしかしたら鳥が私たち人間の言葉を理解してくれる日が来るかもしれない。

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