• アオダイショウの飼育におすすめなケージと餌は?
  • 飼うには許可が必要?

「アオダイショウ」は、ナミヘビ科ナメラ属に分類されているヘビで、とても穏やかで滅多なことで人を攻撃しません。

そのため、ペットとして飼育している人も多くおられます。

でも、間違った持ち方をすると、噛みつかれてしまうので、注意が必要です。

 

今回は、そんなアオダイショウを飼育するのにオススメなケージや餌、そして飼うには許可がいるのかという疑問について、解説していきます!

 

以下を参考にして、アオダイショウの正しい飼育方法を一緒に学んでいきましょう!

アオダイショウの飼育におすすめなケージと餌は?

アオダイショウを飼育するためには、まず何を揃えればよいのでしょうか?

 

飼育するのに必要なもの

  • サイズに余裕のあるケージ
  • 全身が浸かれる大きさの水入れ
  • 交換できる床材
  • シェルター&パネルヒーター
  • 仮住まい用のプラケース

では、各項目別に説明していきます。

 

サイズに余裕のあるケージ

ご存知の通り、ヘビは基本的に、柔軟な体の構造をしています。

 

とぐろを巻くという特徴があるため、身体の長さのわりに、それほど大きなケージ面積は必要ありません。

 

アオダイショウの全長は約100~200㎝くらいなので、約90cm以上のサイズの水槽で十分飼育できます。

 

基準は、アオダイショウがとぐろを巻いたときの外円の長さの、約3倍以上の大きさのある飼育ケースと覚えましょう。

 

つまり、平均的には長い辺の長さが40cm以上あり、できたら高さのあるケージのほうが、十分ゆったり過ごせます。

 

なぜ、高さが必要かといえば、アオダイショウは木の上にのぼる習性があるため、より自然環境に近づいた形で飼育できるからです。

 

ケージは爬虫類専用ケージを使う方が無難です。

 

なぜなら、ヘビは脱走名人なので、しっかりフタが閉まるケージが必須だからです。

 

仮にプラケースや衣装ケースなどで飼育した場合、隙間から外に出ていってしまう場合があるので、安全を考えても爬虫類専用ケージが最適でしょう。

 

全身が浸かれる大きさの水入れ

アオダイショウは頻繁に水を飲むので、飼育ケージには是非、爬虫類専用の水入れを用意してあげてください。

 

また、脱皮する前には全身を水の中にすっぽり入れて水浴びをするため、とぐろを巻いたアオダイショウが入り込めるくらいのサイズの水入れが必要です。

 

爬虫類を扱っているペットショップや、ネット通販などでも販売されているので、是非色々な商品をごらんください!

 

交換できる床材

ヘビは決まった場所ではなく、あちこちにフンをするため、ケージ内の掃除は欠かせません。

 

飼育にかかる手間の中でも、このフン掃除は意外と大変…できることなら簡単にすませたいですよね。

 

そんな時におすすめなのが、新聞紙やキッチンペーパーを使用した飼育です。

 

飼育ケージのそこに新聞紙やキッチンペーパーを、あらかじめ敷き詰めておいて、アオダイショウが糞尿をしたら回収。新たに綺麗な新聞紙を、再び敷き詰めればOKです。

 

もし、見た目を気にするのなら、新聞紙ではなくウッドシェイブなどを利用してもいいですね。

 

ウッドシェイブとは、おがくずのことで、小動物用や爬虫類専用の物が売られています。

 

新聞紙のように面としての広さがない分、底に敷き詰めてアオダイショウにフンをされたら、その箇所だけを取り除いて、新たなものに置き換えればいいので手間がかからなくておすすめです。

 

パネルヒーター&クーラー

アオダイショウは日本の固有種なので、日本の気候に合っているという点でも、飼育しやすい生き物です。

 

アオダイショウ飼育に最適な温度は15~25度と言われていますが、自然に人間が暮らせる温度なら、それほど気を使わなくても大丈夫です。

 

問題は、真夏の温度管理と冬眠させない場合の冬の温度管理です。

 

特に真夏の温度管理は、外出時にクーラーをつけっぱなしにしておくなどし、同時に湿度(通常は40~60%、脱皮前は70%)管理をすることが必須。

 

猛暑日などは「うっかり」がないように、命を預かる飼い主としてしっかりとアオダイショウの環境をケアしましょう!

 

冬眠させない場合は、アオダイショウの飼育ケージに設置するパネルヒーターは必須です!

 

温度設定は18~25度くらいを一定に保てるように管理するようにしてください。

 

シェルター

また、アオダイショウはとても臆病な生き物で、些細なことですぐにストレスを感じてしまうほどデリケートです。

 

ですから、身を隠せるシェルターは必須。飼育するのならば、ペットショップなどで購入してから、必ず飼育ケージに入れてあげてくださいね。

 

大きさは、全身を隠せるほどのものがベスト。飼っているアオダイショウちゃんの大きさから判断し、選ぶようにしてください。

 

仮住まい用のプラケース

これは、アオダイショウの飼育ケージを洗っている間に、一時的にアオダイショウを入れておくケースです。

 

簡単なものでよいですが、洗っている間に逃走されない物を選んでくださいね。

 

アオダイショウには日光が必要

アオダイショウは、野生下では良く日光浴をする生き物です。

 

アオダイショウに限らず、生き物は日光に当たらなければ体調を崩してしまいます。

 

日光浴をすることにより、カルシウムを吸収するためのビタミンDが体内で作られます。

 

日光浴によるこうした体内での栄養分生成能力は、成長していく上で生命力を左右するほど大きな意味を持ちます。

 

これらのことを踏まえ、日中は出来るだけ、日光の当たりやすいところに飼育ケージを置いてあげることをおすすめします。

 

もし日光の当たりにくい環境にお住まいなら、バスキングライトをうまく利用すると良いですよ!

 

アオダイショウのエサ

アオダイショウの飼育環境が整えば、次は餌選びです。

 

おすすめのエサにはどんなものがあるのか、以下をご覧ください。

  • マウス(ピンクマウス)
  • ひよこ(冷凍ひよこ)
  • カエル
  • トカゲ
  • 鳥の卵

上記の中で、幼ヘビが食べられるエサはトカゲやカエル・ピンクマウスです。

 

ヘビは獲物を切断したり、粉砕したりする歯を持っていないので、基本的に獲物にかみついて捕まえ、身体に巻き付いて締め付け、弱らせてから丸呑みにして食べます。

 

鳥の卵の場合は丸呑みし、食道で脊椎下部の突起を押し当て、割って食べます。

 

一番おすすめのエサは「ピンクマウス」で、これを与えておけばほかには何もいらないと言われるくらい、栄養満点の食料です。

 

ところがこれには条件があり、解体されていない完全体のマウスでなければなりません。

 

マウスは生きていても冷凍保存されている物でも大丈夫ですが、管理しやすさから考えれば、冷凍保存されているピンクマウスを選ぶ方が一般的です。

 

冷凍マウスを与える場合は、完全に解凍してから与えるようにしてくださいね。

 

エサを与える頻度(マウスの場合)

幼体のアオダイショウ

数日に1回、ピンクマウスを1匹与えます。

 

捕獲してきたばかりの幼蛇の場合は、ストレスや緊張で、飼育下での餌をなかなか食べてくれないこともあります。

 

無理に餌を目の前でちらちらしすぎても、かえってストレスにつながるため、「食べないな?」というときは無理に与えず様子を見ましょう。

 

幼蛇の餌は「アオダイショウ、幼蛇の餌は?」の記事で詳しく紹介しているので、そちらも参考にしてください。

 

大人のアオダイショウ

1週間に1~2回程度、マウスを1匹与えると良いです。

 

ピンクマウスなら、1回につき2匹です。

 

アオダイショウ飼育での注意点

アオダイショウを飼育するときは、以下の注意点を守ってください。

  • 脱皮不全
  • ストレス
  • 活動量の低下

アオダイショウのこれらの症状は、病気や深刻な事態を示唆しています。

 

アオダイショウの健康を保つために、飼い主さんはあらかじめ、これらの症状について知っておくといいでしょう。

 

以下に、それぞれの症状について説明していくので、お心当たりのある方は、早めに対処してあげましょう!

 

脱皮不全

アオダイショウは爬虫類。成体ならば2~3ヶ月に一度は脱皮をして、古い皮を脱ぎ捨てます。

 

しかし稀に、脱皮不全と言って、脱皮を円滑に終えられない事態に陥ってしまいます。

 

脱皮不全になる理由はわかっていませんが、住んでいる環境が適していないのではないかという意見が有力です。

 

もし脱皮不全をおこしたら、30度前後のぬるま湯にアオダイショウの体を優しく浸け、丁寧に古い皮をはがしてあげると良いでしょう。

 

ストレス

アオダイショウはとても敏感な動物なので、生活環境の少しの変化でもすぐストレスが溜まり、体調不良に陥ってしまいます。

 

体調不良になり食欲低下となれば、命に関わる危険があるので、注意が必要です。

 

活動量の低下

アオダイショウは温度変化にとても敏感で、最適な温度でないとすぐに活動量が低下してしまい、エサを食べなくなるなどの症状が現れます。

 

エサを食べなければもちろん衰弱し、そのままほうっておくと死んでしまう危険も。

 

アオダイショウを飼育する上で温度管理は最も大切なポイントと言えます。

 

活動量が低下した?と感じたら、温度管理ができているかをまず、チェックするといいでしょう。

 

アオダイショウを飼うには許可が必要?

アオダイショウを飼いたいけれど、許可が要るのか要らないのかが不安で飼うのをためらっている方もいますよね。

 

そこで、アオダイショウ飼育に関して、取るべき許可や注意点を調べてまとめてみたので、不安な方は以下をご覧ください。

 

ヘビを家で飼う時に注意すること

アオダイショウ限定ではなく、まずはヘビ全般の話になりますが、ヘビの中には、自宅で飼育するときに許可が必要な種類がいます。

 

もし、許可が必要なヘビにも関わらず、無許可で飼育していると、刑事罰に問われることもあるので飼育前によく確認してくださいね!

 

許可の必要なヘビ(日本のヘビのうち)

  • ヤマカガシ
  • ニホンマムシ

上記の2種類のヘビは、有毒種なので、飼育をするためには「特定(危険)動物」としての飼養許可を保健所でもらわなくてはいけません。

 

そして、血清も準備する義務があるため、一般的に飼育向きではないことがわかると思います。

 

また、「ペット動物販売業者用説明マニュアル」には次のように書いてあります。

2.動物販売業者の責任

(4) 飼うための届出許可等
飼う動物の種類によっては、危険な動物として都道府県知事等の許可が必要な場合があります。爬虫類では、カミツキガメ類、大型ヘビ類、ワニ類、有毒の種類が該当します。許可を得る場合には、守るべき事項や行政による立ち入り検査等の規制を受けることになります。それらの心構えがあるかの確認と、具体的な手続きを含め、以後に問題がおきないよう十分な説明が必要です。

引用:ペット動物販売業者用説明マニュアル

 

コレを見ていただくとお分かりいただけると思うのですが、一般的に、アオダイショウの飼育に許可は必要ありません。

 

「許可要るの??」とびくびくしていた方は、ご安心ください!

 

近所で捕まえたアオダイショウを、そのまま家で飼いはじめる人も多数いるのは、アオダイショウが飼育許可要らずの生き物だからでしょう。

 

アオダイショウは縁起がいい?

縁起を担ぐためにアオダイショウを飼育している人もいます。

 

ヘビの抜け殻を財布に入れておくと、お金がたまるなんて言い伝えもありますよね!

 

ヘビの縁起物語

アオダイショウには、青系泡色個体(通常のアオダイショウ)、緑系淡色個体(オリーブ色)、白化個体(国の天然記念物)という種類があります。

 

この中でも「白い蛇」は昔から「神様の化身」や「神様の使い」として、幸運を呼び寄せる力がある存在としてあがめられています

 

夢占いでも、白い蛇が出てくる夢は吉夢とされ、運気が大幅にアップしたり、経済的に恵まれるということを暗示していると言われます。

 

白いヘビ、アルビノ種に関しては「アオダイショウ・アルビノの価格は?」の記事でも詳しく紹介しているので、あわせてご覧くださいね。

 

風水でも、ヘビはとても縁起の良い動物とされていますよね。

 

ヘビは年に数回「脱皮」を繰り返すことにちなみ、その様子が「生まれ変われるように見える」ことから、「命」や「生命力」を象徴する動物としてとらえられるばかりではなく、「財」を現す繁栄の象徴と考えられています。

 

古くからアオダイショウを家の守り神としてあがめてきた歴史についても、「アオダイショウは守り神って本当?」の記事にまとめてあるのでご覧ください!

 

まとめ

アオダイショウの飼育におすすめなケージやエサと、飼育するには許可が必要かというテーマについて書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。

  • アオダイショウを飼育するには、ゆったりしたケージ・水入れ・床材・シェルター・パネルヒーター・仮住まい用のケースが必要
  • アオダイショウには日光がとても大切
  • アオダイショウのエサはマウスがベスト
  • アオダイショウに与えるエサは、頻繁でなくて良い
  • アオダイショウを飼育するときは、脱皮不全・ストレス・温度変化による活動量の低下に気をつける
  • アオダイショウは飼育するときに許可を取らなくてよい
  • 白いアオダイショウはとても縁起が良いとされている

以上のことを参考に、アオダイショウ飼育を楽しんでくださいね!

 

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