• アオダイショウとマムシの見分け方は?
  • 幼蛇だと違いがない?

民家に出没しやすい蛇として、アオダイショウとマムシはよく見間違えられます。

アオダイショウは攻撃性も低く、比較的安心な蛇。それに対してマムシは毒をもつ危険な蛇。

2種の見分け方をしることで、深刻な危険を回避できるかもしれません。

 

以下をご覧になって、アオダイショウとマムシの違いを一緒に学びましょう。

日本の代表的なヘビ

世界にはおよそ3000種類もの蛇が存在する中で日本にも数多くの蛇が確認されています。

 

日本全土には36種類の蛇が生息していますが、いざ日本の蛇と言われて浮かんで来るものは意外と少ないのではないでしょうか?

 

それもそのはずで、所謂、本土と呼ばれる北海道、本州、四国、九州の四島に生息している蛇はたったの8種類しかいないのです。

 

有名な所で言えばアオダイショウやシマヘビ、毒ヘビで有名なマムシなどですね。

 

他にも名前こそ有名ではありませんがジムグリ、ヒバカリ、ヤマカガシ、シロマダラ、タカチホヘビが生息しています。(内、北海道にはヤマカガシ、ヒバカリ、タカチホヘビを除く5種が生息。)

 

見た目性格は様々な国産蛇ですが、その見た目が『似ている』と言われるアオダイショウとマムシ、果たしてどこまで似ているのか、また、見分け方についての解説をして行きたいと思います。

 

アオダイショウとマムシの見分け方は?

似ているとは言っても1から10までそっくりな訳ではありません。

 

似ているのは幼蛇のとき

実は似ているのは幼蛇の時、子供の時だけ見た目が非常に酷似しているんです。

 

特に似ているのが模様で、アオダイショウは成体になると不明瞭な縞模様になるんですが、幼い頃はマムシに似た斑紋があるんです。

 

大人になるに連れて斑紋が消え、縞模様になるのですが確かに幼蛇時代では分かりづらいです。

 

分かるようになるとマムシの斑紋の方がより明瞭なので模様でも判別出来ますが、知らない人からすると難しいかと思われます。

 

頭の形で見分ける!

その為彼らを見分ける際は模様以外で見分ける必要があります。

 

見分け方の1つとして頭の形で見分けることが出来ます。

 

アオダイショウは頭が平べったく鼻先が角ばっていますが、マムシの頭は三角形で鼻先は鋭く、キツイ顔つきをしています

 

目で見分ける!

また、更に細かい所で言えば目でも判断する事が出来ます。

 

アオダイショウの目の瞳孔は丸く可愛らしい目をしていますが、マムシの目の瞳孔は縦線一本のような細く、鋭い目付きをしています。

 

詳しくない方がアオダイショウかマムシか判別出来ていない段階で目の瞳孔が見える距離まで近づくのはオススメ出来ませんが、判別方法の1つとしては有力です。

 

また、外見上の違いだけではなくマムシと比べてアオダイショウの方が活発で良く動き回り、時には木に登ったり川を泳いだりと立体活動も得意としているのでその動きで判断出来る場合もあります。

 

アオダイショウがマムシに似ている理由!

幼蛇の頃には模様があっても成体になるに連れて模様が変わる、または消失するヘビというのは数多く存在します

 

例えばコロンンビアレインボーボアの幼蛇は、薄い円状や斑紋状の模様が体に広がっていますが、大人になるにつれてそれらの模様が消失して茶褐色一色の蛇になります。

 

それらの色彩や模様の変化は良く見られることではあるんですが、実はアオダイショウの模様の変化には理由があると言う一説があります。

 

マムシに擬態している!

アオダイショウは国内で見ればかなり大型の蛇とは言え、幼蛇の頃はやはり生き物として強くはなく外敵から身を守る必要があるので、その手段としてマムシの擬態をしているそうです

 

自然界でもマムシは毒性の強さからか恐れられているようですね。

 

偶然ではなく、真似しようとしてしているのですから見分けがつきづらいのは当然のことですね。

 

アオダイショウとマムシの違いとは?

ザックリと外見的特徴を書いて来てアオダイショウの幼蛇とマムシの見た目が似ているという事は充分にお判り頂けたと思いますが、彼らにはもっと根本的な大きな違いがいくつかあります。

 

科が違う

まず生物学上でアオダイショウはナミヘビ科に分類され、マムシはクサリヘビ科に分類されています。

 

違う種でも同じ科目に属する生き物は共通点が多い事もあるのですが、ナミヘビ科とクサリヘビ科だと共通する点はほぼ無いと思って良いでしょう。

 

毒性が違う

また、見た目以外の違いとして最も知られている事ではアオダイショウは無毒ですがマムシは有毒という事でしょうか。

 

先程記述した8種類の蛇の中で毒を持つ蛇はマムシとヤマカガシの2種になります。

 

ヤマカガシもまた、アオダイショウと間違われる事が多い蛇ですが、その毒性はハブやマムシを上回ると言われています

 

しかしハブやマムシと違い、ヤマカガシの毒牙は口内の奥に位置しているので実際に噛まれたとしても毒による被害が出る事は少ない様です。

 

また、最初に記載したヒバカリという蛇も昔は毒ヘビと勘違いされていて、もし噛まれてしまうと命がその『日ばかり』と言う所からヒバカリという名前が付けられたと言われています。

 

実際のヒバカリは無毒な蛇で性格も大人しいので、そんなに怖い蛇ではありませんが。

 

マムシの毒性とその対処は?

マムシの毒性は非常に強く、同じ国産の毒ヘビとして有名なハブの2〜3倍の強さの毒性があるとも言われています。

 

しかしマムシ自体は性格も臆病で大人しいのでしっかり注意をしていれば噛まれる事は少ないです。

 

実際、マムシに噛まれた人の多くが登山やアウトドアの最中に知らぬ間に木陰で休憩しているマムシに近付いたり、尻尾などを踏んでしまって噛まれる事が多いようです。

 

また、産卵期である夏の時期のメスは気が荒くなる傾向が強いのでより注意するべでしょう。

 

マムシの毒性はかなり強力な物ですが、分泌量は多くない為、もし噛まれてしまっても病院に行き血清を打ち、適正な処置をして貰えばその多くは大事に至らない様です。

 

しかしながら、死亡例が無い訳ではないので噛まれないに越したことはないですね。

 

アオダイショウは性格もマムシ似?

筆者宅でも飼育しているアオダイショウですが、性格という話で言えば全く似ていないと言えます。

 

マムシを飼育した事はありませんが(日本でマムシは動物愛護法により特定動物に指定されている生き物なので市の許可を得なければ飼育出来ません)、

 

実際に野生のマムシを見た時や、動物園などの展示を見る限りではむしろ性格上似ているところを探す方が難しいくらいでした。

 

アオダイショウは臆病な一面はあるものの、活発で慣れやすく、個体にはよりますがすぐに物怖じしなくなる傾向が強いですが、マムシはいつになっても臆病なままで、警戒心が強い印象です。

 

毒を持っているという特性上、ハンドリングなども積極的に行えないのもその原因の1つだとは思いますが、根本的な性格としてマムシの方が臆病で警戒心の強い生き物であると思います。

 

アオダイショウは気が荒い?

筆者の子供の頃、地元でお金のない爬虫類好き少年達は、野生のアオダイショウやシマヘビを採って飼育していました。

 

筆者は北海道の生まれなので生息種が5種しかおらず、うち一種は毒ヘビのマムシ。

 

必然的に生息数も多く、比較的捕まえやすいアオダイショウとシマヘビがターゲットになるわけです。

 

今となっては懐かしい記憶ですが、数多く捕まえた中で同じナミヘビ科のシマヘビには噛まれた記憶が数多くありますが、アオダイショウに噛まれたという記憶は多くないです。

 

赤い目や茶褐色の渋い体に走る編模様に惚れてシマヘビも飼育している仲間も居ましたが、そういう子は絆創膏を貼って登校している事が多々ありましたね。

 

もちろん、シマヘビにだって大人しい個体は少なからずいますが、少年時代の記憶からかアオダイショウの方が大人しい個体が多いイメージが今でもあります。

 

まとめ

アオダイショウの幼蛇とマムシ、外見上は似ているところが多いですが、しっかりと冷静に見分ける事が出来れば判別が難しい生き物ではない事が分かりましたね。

 

どちらもカッコ良く魅力的な蛇なので、キャンプなどのアウトドアの時に探してみると面白いかもしれませんね。

 

しかしマムシは勿論、アオダイショウも無毒とは言え野生動物ですので、口内細菌がいます。

 

探索をするときには、基本的には噛まれないよう細心の注意をはらってくださいね。

 

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