• イモリとヤモリの違いは?
  • トカゲとの見分け方は?

イモリとヤモリ。名前が酷似しているせいか、この2匹を同等生物のように考える人もいますよね。

また、種類が違うのを分かっていても、どちらが両生類でどちらが爬虫類だったかわからなくなります。

今回は、イモリとヤモリ、また爬虫類のトカゲとの違いもあわせて解説していくので、以下を参考にしてください。

イモリとヤモリの基本情報

イモリとヤモリの違いを明確にするために、イモリとヤモリの基本情報を見ていきましょう。

イモリの基本情報

  • 種別
    :両生類
  • 科属
    :イモリ科イモリ属
  • 生息地
    水田・池・川、淀みのない淡水中に生息。
    :繁殖期には、湿っぽい草地の中などに潜む。
    :冬は川の石の下などで冬眠。
  • エサ
    :昆虫、ミミズなどの小動物、他の両生類の卵や赤ちゃん
  • 体長
    :約10cm~
  • 体の特徴
    :2対4本の足をもつ

イモリはカエルやサンショウウオと同じ両生類です。そのため主に水辺で生息。

 

イモリはウーパールーパーのように高い再生力をもち、怪我などは骨まで綿密に再生するというから驚きですね。

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そればかりか、足を肩の関節から切り落としても、指先まできれいに再生。

イモリのこの驚異的な再生力は、イモリの研究の妨げにもなっています。通常野生化の生物の研究は、足の指を切るなどして固体を識別する「マーキング」を行います。

 

しかしイモリはマーキングをしてもすぐに再生してしまうため、どの個体を研究していたかが不明になってしまうのです。

 

日本でよく見られるアカハライモリは、腹部分が毒がある警戒色の赤。それゆえにアカハライモリと呼ばれています。

 

ヤモリの基本情報

ヤモリ, イモリの違い

  • 種別
    :爬虫類
  • 科属
    :ヤモリ科ヤモリ属
  • 生息地
    :都市部の民家に多く、郊外には少ない
  • エサ
    :昆虫、くも、ワラジムシなどの節足動物
  • 体長
    :10~14cm
  • 体の特徴
    :灰褐色で、環境に応じた体色の変化が可能
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ヤモリはトカゲやワニと同じ爬虫類です。

民家を好んで生息しているため、街中に暮らしていると目にすることもあるでしょう。

 

夜行性なので、日が落ちた後に窓ガラスに張り付いているヤモリの姿を目撃することも多いですよね。

 

昼は壁の隙間などに潜み、夜になるとちょろちょろと現れます。人間の苦手な昆虫やくもを食べてくれるため、「家守(ヤモリ)」「守宮」と当て字をされて、好かれることもあります。

 

イモリとヤモリの違いは?

上記のイモリとヤモリの特徴を見ていくと、2つの生き物の違いが分かります。

イモリとヤモリの違いを以下にまとめてみたので、ご覧ください。

 イモリヤモリ
漢字名井守守宮、家守
日本に多い種別アカハライモリニホンヤモリ
種類両生類爬虫類
見た目黒っぽいイボのある質感で、腹が赤い色の薄い灰褐色のトカゲのような外観
足の指前足4本指
後ろ足5本指
前足も後ろ足も5本指
体長10cmくらい10~14cm
生息地池や川などの淡水中人間の住む民家
再生力高い(骨まで再生)低い(不完全に再生)

いかがでしょうか。名前は似ていても、種類からして別物の生き物ということが分かりますね。

 

パッと見で、「これはイモリ?ヤモリ?」と迷ったときは、お腹の色で見分ける方法が分かりやすいでしょう。

背中部分の色は、イモリが黒。ヤモリが灰褐色で薄いです。

 

しょっちゅう2種類を見比べているわけではないので、一瞬迷ってしまいそうですね。

 

見分けるためにお腹を見ようと触れる人もいるのですが、イモリは皮膚に毒があるため、触った後によく手を洗うよう注意してください。

 

トカゲの基本情報

イモリ、ヤモリの違い

では次に、子供に大人気のトカゲの特徴を見ていきましょう。

 

トカゲの特徴

  • 種別
    :爬虫類(有鱗目トカゲ亜目)
  • 生息地
    :極地、高山を除くあらゆる場所に生息
  • エサ
    :昆虫、節足動物、ミミズ、貝類、両生類、哺乳類、花、葉、果実、種子、海藻類

イモリやヤモリに比べると、近所の草むらでよく目にするトカゲのほうが、よほどなじみのある生き物といえるでしょう。

 

公園などで子供が捕まえてくることも多く、比較的捕まえやすく身近で人気の爬虫類です。

 

一般的に「トカゲ」と一くくりに呼ばれているのですが、実はその中でもいくつかの種類に分かれているのをご存知でしょうか。

 

トカゲは「有鱗目トカゲ亜目」と呼ばれる爬虫類の総称で、世界中の有鱗目トカゲ亜目は4000種類もあるといわれています。

 

南極大陸を除く全世界に広く分布していることからも、あらゆる環境に耐え抜く生命力の高い生物といえるでしょう。

 

トカゲのサイズ

最小種はミクロヒメカメレオンで0.29cm。最大種はハナブトオオトカゲで、475cmです。

 

小さいほうはありレベルの小サイズ。近くにいても見逃してプチッと踏んでしまいそうで怖いですよね。

 

それに比べて大きい種は、5m級のサイズ。8畳の部屋の端から端までよりももっと長いトカゲ…。人間など丸呑みにされそうですよね。

 

日本でよく「トカゲ!」といわれて子供に捕まえられるのは、「ニホントカゲ」か「カナヘビ」と思われます。

 

ニホントカゲもカナヘビも体長は15cm~25cmとにていて、姿もよく似ています。

 

イモリには脱皮不全もありますが、サポートしてあげることで解決できます。

 

イモリ&ヤモリとトカゲの見分け方

不思議なことに、「トカゲならば触れるけど、イモリやヤモリは触れない!」という人が多いのですよね。

 

トカゲは爬虫類の王、恐竜を感じることのできる姿かたち。

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それに対してイモリはヌルッとした水中生物(しかも毒あり)。

ヤモリの見た目はうすぐらく、「日光を浴びていない感」が漂っています。

 

夜間に風呂場の窓に張り付いていて、悲鳴を上げられる回数も多いためか、あえて「触ろう」とする人は少ないかもしれません。

 

では私たちは、いったいどのポイントでトカゲとイモリ&ヤモリを見分けているのでしょうか。

 トカゲ
(ニホントカゲ)
イモリ
(アカハライモリ)
ヤモリ
(ニホンヤモリ
体長15~27cm10cmくらい10~14cm
体全体が褐色
茶褐色のラインが入る
背中側が黒く、腹が赤い灰褐色
生息地公園や林、石垣や草地川や池、水田などの淡水中民家(都市部が多い)

いかがでしょう。体長はほぼ同じですが、生息地と体の色が違いますね。

 

イモリだけ両生類

大前提として、イモリは両生類。トカゲとヤモリは爬虫類です。しかも日本に多く生息するアカハライモリの腹は赤い。

 

いくら姿かたちが似ているからといって、イモリとトカゲを見間違える人はほとんどいないでしょう。

 

また、イモリは水中に生息する爬虫類なので、日常的に見かけることはほとんどないといっても過言ではありません。

 

つまり、トカゲだと思って捕まえたら、実はヤモリだった!という悲鳴につながる行動をさけるために、トカゲとヤモリの違いを見ていく必要があります。

 

トカゲとヤモリの違い

ヤモリとトカゲの大きな違いは「色」です。子供たちはトカゲを見ると捕まえようと必死になるのに、ヤモリを見るとギョッとして「ママ~」となりますよね。

 

あれは、ヤモリの体が白っぽくて不気味に見えるからではないでしょうか。

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また、活動時間でも、ヤモリは夜間であるという特徴があります。

夜間にトカゲみたいな色の薄いものを見かけたら、まずヤモリと考えていいでしょう。

 

「気持ち悪い!」と思わずに、「家を守ってくれている。」「家の害虫を食べてくれているんだ。」と思い、大切にしましょうね。

 

カナヘビとの違い

話は少し変わりますが、トカゲとよく似たカナヘビも、間違えやすい生き物です。トカゲの仲間の爬虫類でありながら、名前に「ヘビ」とつくのでちょっと気持ち悪く思う人もいます。

 

しかし、見た目はトカゲにそっくり。色合いも活動場所、時間も共通しているところがあります。

 

カナヘビとトカゲの簡単な見分け方は、「尾の長さ」ですね。

 

カナヘビは体長の3分の2ほどの長い尾を持っています。一方で、トカゲやヤモリ、イモリは体長の3分の1ほどの長さ。

 

また、イモリの冬眠についても記事を書いていますので、ぜひチェックしてみてください。

 

まとめ

イモリとヤモリの違いをはじめ、トカゲとの見分け方を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

生き物を愛する人にとっては全く違うこの3種ですが、そうでない人にとっては「似ていて紛らわしい」と感じることもある生き物。

そして「トカゲはいいけど、イモリヤモリは触りたくない」と考える人が多いことから、この3種の見分け方を紹介してきました。

 

日常の中でふとめにしたこれらの生物に、ちょっと目を留めて「これは…白っぽいからヤモリだな!」と判断してみてください。

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相手の正体が分かるほどに、気持ち悪いと感じていたものが、可愛らしく見えてくるものですよ。


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