• イモリが冬眠する方法とは?
  • 冬眠中のエサやり・水替えは必要ない?
  • 冬眠させないとどうなる?

日本に多く生息するアカハライモリは、家の水槽で飼育するペットとしても人気ですよね。

しかしイモリは両生類。毎年寒くなると冬眠する生き物です。

そこで、家のアクアリウムの中で、どのようにイモリの冬眠環境を作ってあげるといいのかを調べてみました。

 

冬眠中のエサやり・水替えの必要性などを紹介していくので、以下を参照にしてイモリ飼育の参考にしてください。

野生のイモリが冬眠する方法は?

野生のアカハライモリは、通常は川や池・水田の中などの淡水中に生息します。

 

両生類なので、毎年気温が下がると冬眠準備を始め、気温が10度を切ると冬眠します。

 

外温が10度を切ると、水から上がって陸に移動。湿地帯の石の下や枯葉・苔の下などに潜み、そのまま冬眠。

 

数ヶ月立ち、春に暖かくなる頃に眠りから覚め、この時期に繁殖活動を始めます。

 

イモリの繁殖は冬眠と密接に関わっており、冬眠をしないと繁殖しないといわれているため、飼育中のイモリであっても繁殖させたいのであれば、冬眠させる必要があります。

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以下に、飼育中のイモリを冬眠させる方法を紹介していくので、ご覧ください。

 

イモリとヤモリの違い・見分け方についても記事を書いているので、ぜひチェックしてみてください。

 

飼育中のイモリの冬眠方法

飼育しているイモリを冬眠させるときに、イモリを死なせないために注意すべき点がいくつかあります。

 

飼い主がケアを怠ることで、冬眠中にそのままなくなってしまうケースもあるため、気を使って環境管理しましょう。

 

冬眠前にたっぷりとエサをやる

まず、イモリの冬眠前の時期にはエサをたっぷりとあげましょう。

 

冬眠する前の熊と一緒で、イモリも冬眠中の栄養素をここで一気にためなくてはいけません。

 

いつもどおりのえさの量では冬眠中に力尽きて死んでしまうこともあります。

 

 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
平均気温(℃)5.25.78.713.918.221.425.026.422.817.512.17.6

上が東京都の平均気温表です。これによると気温が10度を下回るのは、11月~12月ですね。

 

そのちょっと前の時期からエサを多めにあげるようにしましょう。

 

また、上の表からすると、イモリが冬眠から覚めるのは3~4月頃だと予想がつきます。

 

冬眠中の水槽外の温度調整

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そして大切なのは冬眠中の温度です。

10度以下で冬眠するからといって、真冬に水槽を家の寒い箇所においてしまうと、温度が下がりすぎて死んでしまうこともあります。

 

イモリの冬眠中の適切温度は2~10度。これをキープすることで、イモリが安心して冬眠を続けることができるでしょう。

 

イモリは0度を切ると死んでしまうといわれているので、くれぐれも寒くしすぎないよう注意しましょう。

 

しかし現実問題、この気温をキープするのはちょっと難しい面があります。

 

人間と一緒のリビングなどでは、暖房熱で10度以上に上がってしまいますよね。

 

かといって、ベランダなどの屋外では0度を下回ることもあり、イモリが死んでしまいます。

 

家の中でありながら、2度以下にならない場所を考えなくてはなりません。

 

玄関先や、暖房をつけない部屋の隅などに置かれる場合が多いようですが、ミズゴケの水分補給など、完全に放置できるわけではないので、奥のほうにしまいこみすぎないよう注意してくださいね。

 

ミズゴケには十分水分を含ませる

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また、冬眠中のイモリは湿ったミズゴケの下に体を滑り込ませて寝ます。

このミズゴケは、イモリのぬるぬるの皮膚を守ってくれる大切な役割があるため、冬眠中も管理が必要。

 

起きているときは水中で生息しているイモリだけに、皮膚は常にぬるぬるでなくてはいけません。

 

「冬眠してるから」とケアを怠っていると、ミズゴケの水分が飛んでしまっているのに気がつかないことも。

 

ミズゴケが乾燥すると、イモリも乾燥してカピカピになって死んでしまうので、ミズゴケは常に水分を含ませるよう、注意して管理してください。

 

冬眠中のエサやりはどうする?

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冬眠中であっても、イモリはおきてうろつくことがありますが、それも冬眠中の一環行動。

たまにおきだす理由は不明ですが、外敵から身を守るためかもしれませんね。

 

アクアリウムの中の安全空間とはいえ、野生の頃の本能は消えることはありません。

 

冬眠中であってもこうしておきだしたときに、エサを食べることもあります。糞尿をすることもあります。

 

食べる食べないは個体差があるため一概には言えませんが、冬眠中にちょっと動いている様子を見かけたら、エサをあげてみましょう。食いつくときもあればスルーもあり。

 

冬眠中のエサやりの有無は、飼い主さんの観察の上、適時行ってください。

 

水替えは必要ある?

イモリを冬眠させている間、「寝ているから放置でいい」と思ってしまう飼い主さんもいるのですが、それは大間違いです。

冬眠中にイモリを放置してしまうと、寒さで凍り付いていたり、肌が乾燥して乾いてしまったり、水槽内の汚れで皮膚が痛んだりしてしまいます。

 

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寝ていたとしても、管理を続ける必要があります。

寒さ対策は上に述べたとおり。お次は水質管理についてお伝えいたします。

イモリの冬眠中に水替えは、衛生度を保つために定期的に必要です。ミズゴケを湿らすために水槽をあけたついでに、水槽内の掃除をさっと済ませてついでに水替えを習慣にしましょう。

 

水替えを怠ると水槽内は汚れます。起きているときと違い、冬眠中は糞便の回数も極端に減るため、掃除の頻度もいつもよりも緩やかでかまいません。

 

もしも水替えを怠ると、イモリの肌が弱って死にいたることもあるので注意してください。

 

冬眠させないとどうなる?

イモリは両生類だから、必ず冬眠させなきゃいけない!というわけではありません。

 

むしろ、冬眠中の管理を怠ることで死にいたる可能性があるため、イモリを飼い始めたばかりの初心者飼い主さんは、冬眠させないことをおすすめいたします。

 

冬眠させなくとも、イモリは普通に生活を続けるだけです。冬眠させないためには、イモリの飼育水槽をリビングに置くなどして、10度以上をキープすればいいでしょう。

 

しかしイモリを冬眠させないことで、冬眠させる場合と、一つだけ大きな違いがあるのを知っておいてください。

 

それは繁殖力に差が出ることです。通常野生のイモリは冬眠あけの春が繁殖期。冬眠で蓄えたパワーを一気に放出させます。

 

しかし冬眠しないイモリは、この繁殖行動をしません。つまり、冬眠させないと繁殖期がこない。この一点を覚えておいてください。

 

イモリを家で繁殖させたいとオスメスのつがいで飼う人もいるのですが、繁殖させるためには、冬眠は不可欠です。

 

ちなみに、イモリには脱皮不全がありますがサポートしてあげることで問題なく脱皮させてあげられます。

 

まとめ

イモリの冬眠方法と、冬眠中の水槽内の管理についてお話して来ましたが、いかがでしたでしょうか。

 

繁殖させたければ冬眠は必須。しかし冬眠中の管理は、気温・水質・乾燥など、イモリの死に直結するデリケートなものばかり。

 

冬眠させたがゆえに死んでしまったらどうしよう、と不安になる飼い主さんも多いでしょう。

 

ご近所のペットショップスタッフさんなどと相談しながら、イモリの冬眠中の管理カレンダーを作成するなど、工夫して管理していくことをおすすめします。

 

水質・乾燥のケアを定期的に行い、玄関などの寒い屋内に水槽を移動させることで、ゆっくりと冬眠させてあげてくださいね。

 

つがいのイモリちゃんならば、春に冬眠から目覚めたときに、きっと立派な卵を産んでくれることでしょう。


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