• メダカの稚魚が成長する期間や成長速度は?
  • 成長しない&成長が遅いケースもある?

メダカの稚魚の期間をいかにうまく乗り越えさせられるか。

この時期は、メダカ飼育の難問の一つでありながら、同時に、メダカ飼育の一番楽しい時期とも言えるのです。

 

今回は、そんなメダカの稚魚の成長について書いて行くので、メダカ稚魚飼育初心者の方は以下を参考にして、メダカ飼育の一番の醍醐味をじっくりと味わってください!

メダカの稚魚が成長する期間や成長速度は?

メダカの稚魚が、大人のメダカに成長するまでの期間や速度は、一般的に3~4ヶ月といわれています。

 

メダカが卵を産んだら、親水槽とは別水槽で育てなければいけません。

 

なぜなら、親が餌を食べようとして、一緒に卵を吸い込んでしまったりするからです。

 

だから、メダカの卵がお母さんのおなかから離れたタイミングで、別水槽を準備して移動させてあげましょうね。

 

メダカの卵の産卵床については「メダカの産卵床を自作するには?」の記事で詳しく解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。

 

また、「メダカの稚魚の容器の大きさは?」の記事でも、メダカ稚魚の飼育方法について触れているので、そちらも参考にしてください。

 

生まれたての稚魚の餌は?

産まれたばかりのメダカの赤ちゃんは針子と呼ばれ、肉眼では確認するのが難しいほど小さな体をしています。

 

そしてここから元気なメダカを育てるための、努力の第一歩が始まります。

 

メダカの稚魚飼育は、針子と呼ばれる大きさから約2週間くらいを乗り切ると、生存率が格段に上がり、無事育つ確率も上がっていきます。

 

メダカの赤ちゃんは、生れて数日間は、お腹の栄養を吸収しながら生きることができます。

 

そしてその「おなかの栄養」が切れる時期以降は餌を与える必要があります。

 

針子自体が肉眼で見えるか見えないか、のとても小さな生き物です。となると、その針子が食べる餌も、もっと小さいということですよね。

 

卵から孵って数日の針子には、まずはパウダー状のエサを与えることから始めます。

 

パウダー状の餌、といっても、普通のメダカの餌を飼い主さんが指ですりつぶしてあげるのです。

 

詳しくは「メダカの稚魚の水換え頻度と方法は?」の記事で、餌槍についても解説しているのでご覧ください。

 

針子にはグリーンウォーターがおすすめ

しかし見えないくらい小さな針子の口に、すりつぶした餌が入っているかどうかも確認できず、「食べてるかな~?」と不安に思う飼い主さんもいるでしょう。

 

そんな方は、迷わずグリーンウォーターでの飼育をおすすめします!

 

グリーンウォーターとは、植物プランクトンが豊富にいる緑色に見える水のこと。

 

簡単に自宅で自作できる上に、メダカの稚魚飼育にとても役立つため、重宝されています。

 

グリーンウォーターの中で針子を買うだけで、餌やりの手間がかからず、メダカの稚魚はどんどんエサ(植物性プランクトン)を食べて成長してくれます。

 

グリーンウォーターのデメリットは、水が緑色なこと。稚魚の成長が見にくかったり、メダカの状態が分かりにくいという点です。

 

「メダカ稚魚の成長を是非目に焼き付けたい!」と強く願うのであれば、指ですりつぶした餌を針子に与えるといいでしょう。

 

グリーンウォーターの作り方についても「メダカの稚魚の水換え頻度と方法は?」の記事で詳しく解説しているので、そちらを参考になさってください。

 

稚魚の天敵とは?

メダカの稚魚にとっての天敵は、屋内と屋外で全く違ってきます。

 

屋外の場合

ボウフラは、親メダカにとってはとても良い栄養源ですが、稚魚にとっては天敵です。

 

蚊の幼虫のボウフラは、メダカより先に孵化し、やっと産まれたメダカの稚魚をエサに、成長していきます。

 

メダカの稚魚をボウフラに食べられないようにと、水換えを仕様とする飼い主さん、ちょっと待ってください!!!

 

稚魚は環境の変化にとても敏感なため、メダカが稚魚の間に水換えをすることは、極力避ける必要があります!

 

稚魚の数が少ない時点でボウフラを発見したら、ボウフラを網ですくい、取り除いておきましょう。

 

手間隙はかかりますが、屋外飼育のメリットとはかりにかけると、仕方のないこととわりきってくださいね。

 

屋内の場合

屋内でメダカを飼育している場合は、フィルターを付けている方が多いですよね。

 

親メダカであれば大丈夫ですが、メダカの稚魚にとってフィルターは天敵です。

 

稚魚水槽には絶対に、フィルターをつけないようにしましょう。

 

また、エサの量が多かったり、エサのサイズが大きすぎて食べ残しが発生してしまうと、水質を劇的に悪化させてしまう原因になりかねません。

 

エサの食べ残しは、同じ水槽内にいる貝類やエビ類に任せると簡単にできます。

 

貝類はタニシを。エビ類はミナミヌマエビを、稚魚と同じ水槽に入れてあげるといいでしょう。

 

メダカの稚魚は水槽の上のほうを泳いでいるため、これらの「掃除屋さん」に食べられる心配はないと思われます。

 

が、間違えて「ヤマトヌマエビ」や「スジエビ」を水槽内に入れてしまうと、メダカの稚魚は食べつくされてしまうので、注意してください!

 

また、食べ残した餌の欠片を自力でスポイトで吸い取る作業も必要になってきます。

キャラ

稚魚飼育には手間暇をかけてくださいね!

 

稚魚が喜ぶ環境とは?

稚魚を育てるには、どのようなことに気を付け、どのような環境を与えてあげるのがベストなのでしょう?

 

稚魚飼育になれていない方は、大人のメダカとは違う稚魚の育て方を以下にまとめたので、参考にしてくださいね。

 

稚魚の好む水温

稚魚飼育の適温は、25度前後が良いとされています。

 

また、特殊なダルマメダカを作ったり、みゆきメダカの光を出すためには、少し高めの水温を維持する必要があります。

 

その場合は、大体28~30度で育てることが良いとされています。

 

水質はグリーンウォーターが最適

先ほども書きましたが、水質はグリーンウォーターを使うのが一番安全で、稚魚の健康的な成長を期待できます。

 

グリーンウォーター飼育ならば、基本は水替えもしなくても大丈夫です。

 

ポイントは、生れた時から飼育水を変化させず、水質を変えないことです。

 

水替えが必要な場合

メダカが稚魚のうちは、基本的に水換えは不要です。というか、小さすぎでできないというか。

 

しかし稚魚の頃にも水換えをせざるを得ない状況があります。それは以下の状況のとき。

  • 水質が明らかに悪化している場合
  • 水面に油膜ができている場合

水質が明らかに悪化している場合というのは、グリーンウォーターが極端に濃い緑色になっているときのこと。

 

この場合は、水温や水質を気にしつつ、水替えをする必要があります。

 

また、容器に対し極端に稚魚の数が多い場合も、いかにグリーンウォーターであっても水は汚れて水質は低下します。

 

水が汚れた状態でありつづけると、稚魚の酸欠の可能性も出てきます。

 

あらかじめ容器に対し、ほどほどの稚魚を入れるようにすることで、水質低下は回避できるでしょう。

 

水面に油膜が出来てしまった場合は、メダカの稚魚が酸欠になる可能性と、エサをうまく食べられなくなるので対処が必要です。

 

大々的な水換えまで行かなくとも、油膜を取り除いてあげる必要があります。

 

水替え時の注意点

メダカの稚魚の水換えの、基本は大人のメダカの水換え同様です。

  • 水道水のカルキをしっかりと抜く
  • 1度に3分の1ずつの分量、水換えを行う

稀に、極端な水質悪化などで、稚魚飼育の水を全部取り替える必要のあるときもあります。

 

そんなときは、なるべく稚魚にショックを与えないように、稚魚を安全な場所に移してから、飼育容器の水を少し抜いては足し、また少し抜いては足し…を繰り返しながら交換していくと良いですよ。

 

その時、稚魚を入れている容器の水にも新しい水槽の水を少しだけ入れて、新しい環境に慣れさせておく必要があります。

 

成体のメダカと同じ方法でありながら、より気をつかっての水換え作業になるため、稚魚の間は水質や温度管理に気を配り、水換えの必要がない状態を保つほうが、飼育の手間は格段に下がります。

 

稚魚の成長していく期間や成長速度とは?

稚魚の成長していく過程や、期間、成長速度にはどのようなことが関係しているのでしょう?

 

稚魚の成長

メダカの稚魚は、孵化して2~3日くらいは、身体に蓄えた栄養だけで生きていけますが、その後は飼育者がエサを与えないと、すぐに死んでしまいます。

 

この時期の稚魚はとても食欲が旺盛で、エサの間隔が少し開くだけで致命的になります。

 

パウダー状のエサを与えた後、少し大きくなってくると、ゾウリムシやミジンコなどの活餌を与えると、より大きく成長してくれるのでおすすめです。

 

その後、活餌を与えつつ、市販のエサも与えると、栄養バランスの良い食事となるため、健康で強いメダカに成長してくれるでしょう。

 

もし日光の照射時間が少ない屋内で飼育している場合は、成長が遅くなったり成長を妨げる原因になることもあるので、十分な日光に当ててあげる必要があります。

 

稚魚は紫外線に当たることにより、ビタミンDが作り出され、より元気に大きく成長してくれます。

 

稚魚が大人になる期間

メダカの稚魚は、孵化して1cmになるまでに約1カ月から1カ月半の期間を必要とします。

 

そしてその後、さらに約1カ月で2cmくらいに成長し、更に約1カ月から2カ月で、3cmくらいにまで成長します。

 

3cmくらいにまで成長してくれたら、もうりっぱな大人の仲間入りと言えるでしょう!

 

稚魚にはエアレーションが必要?

通常の魚(金魚など)を飼育するときには、エアレーションが大切と言われますよね。

 

水中にエアレーションで酸素を送り込むことにより、魚はより早く、より大きく成長します。

 

しかしメダカはエアレーション不要の魚。メダカは基本、清流に住んでいるので、エアレーションの必要はありません。

 

「でも、エアレーションしておかないと水質が心配…。」

 

そんな飼い主さんは、弱水流になるように工夫をし、エアレーションを設置するといいでしょう。

 

しかし、稚魚の場合は事情が異なります。

 

はっきりいって、メダカの稚魚に、エアレーションはしてはいけません!

 

エアレーションすることにより、かえって稚魚にストレスやダメージを与えてしまい、弱らしてしまうからです。

 

しかし小さな容器で過密飼育をすると、メダカの稚魚がやはり酸欠になり、命が危ぶまれます。

 

そこで、エアレーションをせずに水質をきれいに保つためのポイントは、過密飼育をさけて、なるべく大きな容器で飼育してあげること。

 

メダカの稚魚の間だけでも、大きめの容器を用意して、水量に余裕を持った飼育を心がけましょう。

 

メダカの稚魚が成長しない・成長が遅い?

メダカの稚魚が育たないと、とても心配になりますよね。

 

育たない理由はあるのでしょうか?

 

稚魚が育たない原因

稚魚が大きくならない、または成長できない理由はいくつかあります。

 

その原因を見ていきましょう!

  • エサは食べられていない
  • 日光に当たっていない
  • 飼育容器が狭い
  • 過密飼育である

メダカの稚魚はとっても小さな口をしているため、パウダー状のエサしか食べられません。

 

しかしこのパウダー状のエサ、難点は水を汚しやすいということ。

 

おすすめは、水質環境を良好に保った上で尚、稚魚の餌が豊富なグリーンウォーターでの飼育です。

 

稚魚の成長に日照時間が関係するのと同じように、食欲にも紫外線が大きく関わってきます。

 

メダカの稚魚は、日陰と日向で育てると、成長スピードも大幅に違うのをご存知でしょうか?

 

稚魚の成長速度が遅いなと感じたら、ぜひ飼育容器の設置場所を、日の当たるところに置き換えてみてください。

 

また、魚の成長や大きさは飼育している容器の大きさと密接な関わりがあります。

 

小さな水槽での過密飼育だと、稚魚はなかなか成長してくれません。

 

1つの水槽当たり「スカスカじゃね?」と感じるくらいの数を飼育する方が、良く成長してくれます。

 

小さいころはスカスカに感じられても、大きくなると存在感が増してきますから!

 

生まれつき虚弱体質のメダカ

いくら環境をよくして、他のメダカと同じ状態で飼育しても、1cmくらいで成長が止まってしまうメダカがいます。

 

こういったメダカは、往々にして通常サイズのメダカに追い回され、エサになってしまいます。

 

このような虚弱体質のメダカが生まれる原因として、卵期の高水温が挙げられます。

 

卵が高水温にさらされていると、虚弱体質のメダカが生まれやすいことは、メダカ飼育経験者の間ではよく知られていることです。

 

もともと成長の遅いこうしたメダカたちは、他のメダカの餌にならないために隔離する必要があります。

 

隔離したところで急激に成長するわけではなく、「マメメダカ」として隔離水槽で飼育していくことになります。

 

マメメダカだけの水槽の中で繁殖が起きれば、新種メダカ「マメメダカ」の誕生!新たな品種改良に成功したといえるでしょう!

 

 

マメメダカが誕生した暁には、もしかしたら「マメ柴」のように、話題になるかもしれませんね!

 

しかし虚弱体質のメダカは通常、繁殖能力がないといわれているので、期待はしすぎないでくださいね。

 

まとめ

メダカの稚魚が成長する期間や成長速度と成長するのが遅い理由などについて書いてきましたが、いかがでしたか?

  • 稚魚はグリーンウォーターで育てるのが安心
  • 稚魚の天敵はボウフラとエアレーション
  • 稚魚が喜ぶ環境は、水質と水温で決まる
  • 稚魚の水替えは慎重にする必要がある
  • 稚魚の成長は数カ月かかる
  • 稚魚の成長には日光がとても大切
  • 育たない稚魚が生まれる理由は、卵が高水温でさらされていた時

メダカの稚魚はとても可愛いですし、稚魚の成長は私たちを幸せな気持ちにしてくれます。

 

メダカを飼育しているのであれば、ぜひ稚魚飼育にもチャレンジしてみてくださいね!


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