• メダカの稚魚が餌を食べない?
  • いつから餌やりがおすすめ?

飼育しているメダカの赤ちゃんが生まれることは、飼育者にとってとてもうれしいことですよね!

メダカのブリーディングは、手間隙かからず自然の中で勝手に行われる上に、感動を十分に味わうことができて人気です。

 

多くのメダカの稚魚を産ませたい方は、「メダカの産卵床を自作する方法!」の記事を読んで、卵を守るところから挑戦してみてください!

 

メダカの飼育は基本的に手間隙がほとんどかからずに行えるのですが、稚魚飼育に関してはちょっとのコツが必要です。

 

まず大きな問題は、生まれた稚魚にいつから餌をあげればいいか?ということ。

 

そこで今回は、メダカの稚魚の餌やりについて、飼育経験をもとに詳しく解説いたします。

 

メダカの稚魚が餌を食べないとお困りの方は、以下を読んで稚魚飼育のコツをつかんでくださいね!

 

メダカの稚魚が餌を食べない?

メダカの稚魚が餌を食べない!というピンチの状況でこの記事に来てくださった方も多いのではないでしょうか。

 

せっかくたくさん産まれてくれたのに、エサを食べてくれないと大きくなれません。

 

そんな状況、かなり困りますよね!

 

では、どうしてメダカの稚魚がエサを食べないのか、理由を考えてみましょう!

 

稚魚がエサを食べない理由は?

  • 生れて間もない
  • エサの粒が大きすぎる
  • 水温が低すぎる
  • 日が当たっていない
  • 水質が悪い

生れて間もないメダカの稚魚は、お腹の下に栄養の入った袋(ヨーサック)を付けており、そこから十分な栄養を補給しているため、エサを食べません。

 

と言っても、ヨーサックの栄養が持つのはせいぜい1~2日。

⇒「メダカの稚魚が成長する期間

 

この時期のメダカの稚魚は、成長するためにものすごく食欲旺盛な期間なので、餌やりのタイミングが遅れないように注意する必要があります。

 

稀にヨーサックがないのに餌を食べない稚魚もおり、そうした個体は栄養不足で死んでしまいます。

 

致死率を少しでも下げるために出来ることは、ヨーサックの有無に関わらず、孵化した段階から、稚魚の口サイズの餌をあげて様子を見ること。

 

食いつきがよければ、そのまま餌を欠かさずあげ続けてください。

 

そのときの餌のサイズには十分注意が必要です。

 

そう、「餌を食べない稚魚」の多くは、餌のサイズが大きいからなんです。

 

エサの粒が大きすぎる場合

大人のメダカの口も、通常の魚に比べれば小さいですが、メダカの稚魚の口はもっともっと小さいです。

 

というより、孵化したての針子(メダカの稚魚)は、体全体でも人間が視認できるぎりぎりレベルの小ささ。

 

人間のまつげ1本よりも細く小さいくらいなんです。

 

当然、口も小さい…その口に入るための餌はもっともっと小さくなくてはいけませんよね。

 

大人のメダカの餌を指ですりつぶして与える飼い主さんも多いのですが、それではまだ「大きすぎ」な場合が多いのです。

 

そこでおすすめは、稚魚の粉末エサを購入すること。

 

もしくは生き餌(ブラインシュリンプ、ゾウリムシ、ミジンコなど)をインターネットなどで購入し、食べさせてあげることです。

 

稚魚が育つには環境が悪い場合

近年では地球温暖化により、春なのに急に冬の気候に逆戻りしたり、そうかと思えばとんでもなく暑くなったりと、気温が一定しない日が多くあります。

 

稚魚がスクスク育つためのベスト水温は25℃~28℃位。

 

25℃を下回ってしまうと、メダカの稚魚はエサを食べなくなってしまいます。

 

そこで、「稚魚が餌を食べない!」とお困りの方で、屋外飼育の場合は、稚魚の水槽だけを室内に移動することをおすすめします。

 

室内でヒーターを入れて、水温を一定に保てる環境で育ててあげることで、食欲回復が見込めるからです!

 

日照不足や水質の悪化

また、水温を一定に保っているのにエサを食べない場合は、日照不足や水質の悪化が原因と考えられます。

 

太陽に当たる時間が短いと、体の中にビタミンを作ることが出来ず、成長も阻害されてしまい、思うように育つことが出来ません。

 

飼育水が汚れていてもエサを食べることが出来ず、みるみる弱ってしまいます。

 

水面に油膜が張っている場合は特に要注意!油膜のせいでメダカの稚魚はエサをたべられません。

 

メダカの稚魚飼育の時には、水質が変わらないように気を使いつつ、水量全体の1/3くらいをこまめに換えるようにすること。

 

こまめな水換えによって油膜の心配もなくなり、稚魚も餌を食べられるようになるでしょう。

 

メダカの稚魚の水換えは「メダカの稚魚が成長する速度!」の記事に、方法を詳しく解説したのでご覧ください。

 

メダカの稚魚の特徴

メダカの稚魚はどんな性質のエサを好んで食べるのでしょう?

  • 水面付近に浮いているエサ
  • 細かく動くエサ

稚魚の好む餌について、以下に詳しく解説していくのでご覧ください。

 

水面付近に浮いているエサ

メダカの稚魚は、水面付近を泳いでいるため、水面に浮いているエサを「エサ」と認識します。

 

そのため、先ほども書いたように、水面に油膜が張っていると、エサを見つけても口まで運べないのです。

 

また、大人のメダカのように、水槽の底に沈んでふやけているエサを食べることもできません。

 

タイミングよく落ちていくエサを見つけたとしても、うまくキャッチすることも、稚魚には難しいでしょう。

 

そのためメダカの稚魚には、必ず稚魚専用のエサを食べさせてあげ、なおかつ水面の油膜がはらないように注意する必要があります。

 

細かく動くエサ

生き餌は水中を飛び跳ねるように泳ぎます。

 

ですから、稚魚にとってはとても見つけやすく、そしてちょうど口に入る大きさで、栄養も満点の完璧な食事です。

 

生き餌の中でも最強はブラインシュリンプ。

 

しかしブラインシュリンプは、毎日卵から孵化させた新鮮なものを与えないといけないので、かなり手間がかかります。

 

また、ブラインシュリンプを孵化させるための専用の水槽も用意しなければなりません。

 

ブラインシュリンプの卵は、塩とエアレーション、水温を25℃に保ち13時間以上の照明で24時間かけて孵化させます。

 

いくらメダカの稚魚が喜ぶといっても、コレは面倒ですよね。

 

そんな方には、ブラインシュリンプ以外に、メダカ稚魚の口のサイズに合う生き餌の、ゾウリムシがおすすめ!

 

そして、メダカの稚魚が少し大きくなると、小さいミジンコも食べられるようになります。

 

「生き餌を食べない稚魚は100%いない!」と言っても過言ではないほど、メダカの稚魚の生き餌への食いつきは抜群!

 

稚魚が餌を食べない…と心配な人は、生き餌に挑戦してみてくださいね!

 

稚魚はいつから餌やりがおすすめ?

先ほども書きましたが、メダカの稚魚は、孵化後の数日はヨーサックというお腹の栄養分で生きています。

 

そしてヨーサックがなくなれば、エサから栄養を摂らないと生きていけません。

 

では、具体的にヨーサックがなくなる時期は、孵化後どれくらいなのでしょうか?

 

稚魚のヨーサックがなくなる時期は?

孵化直後の稚魚は、体長約4㎜程で、水面付近の浮草などの影に寄り添うように浮かんでいます。

 

孵化直後の稚魚は、まだ泳げず、数時間後に水面を泳ぎまわれるまでに成長します。

 

泳げる頃には、ヨーサックは体に吸収されてしまい、自力でエサを探し、食べないといけないという過酷な環境に置かれることに。

 

ヨーサックが体に吸収されてしまうタイミングは、孵化後1日くらいです。

 

ほどよく土を入れてあるビオトープでは、冬場に土で休眠していた微生物の卵や胞子などが暖かくなると水中に漂い始め、よい稚魚のエサとなるのですが、屋内の水槽ではそういうわけにはいきません。

 

屋内飼育の場合は、飼育者が注意して観察をし、タイミングよくエサを投入しないと、稚魚たちが栄養失調で消えているということになりかねません。

 

ヨーサックが存在するのは孵化後わずか1日程度。ヨーサックを目にすることが出来るのは、観察を怠らない飼い主さんだけです。

 

「ヨーサックが見えた!」は、メダカの稚魚の孵化と、生存率を気にかけて観察した飼い主さんだけに与えられるご褒美の瞬間です。

 

タイミングを見計らうのが心配な場合は、ほんの少量のエサを稚魚のそばに落として見て、食べるようなら少しずつ回数を分けて与えるようにすることをオススメします。

 

稚魚にエサを与えるときの注意点!

早く大きくなってもらいたいという気持ちは、飼育者なら誰もが持つ感情だと思います。

 

でも、ここはグッと我慢。

 

早く大きくなってもらいたいばかりに食べ切れない量のエサを与えても、水質を悪化させるだけで、メダカの稚魚にとって良いことはないからです。

 

大人メダカでは耐えられる水質の悪化でも、稚魚や子メダカはそうはいきません。

 

メダカの稚魚の水換えの方法は

 

また、水温の急激な変化やそれに伴う水中の酸素量の変化にも注意を払う必要があります。

 

メダカは生まれてから3カ月もすれば、立派な大人になります。

 

メダカを増やしすぎない方法

メダカのブリーディングはこつさえつかめばどんどん稚魚を増やすことができてとてもおもしろく感じます。

 

しかしかわいいからと言ってむやみやたらと増やすのはおすすめできません。

 

やりすぎると、簡単に何千・何万匹ものメダカが、毎年のように増えていくことに。さすがに現実的な数字ではなくなってきます。

 

ましてや、増えすぎたメダカを近くの川に放流することは厳禁!

 

では、どうしたらほどよい程度でメダカの数を維持できるのでしょう?

  • 何もしない方法
  • 育てて販売する
  • 顔見知りのペットショップに差し上げる
  • 近所の欲しい人にあげる

各項目を一つずつ見ていきたいと思います。

 

何もしない方法

ホテイアオイなどを浮かべて、隠れる場所は作りつつ、自然のままにあえて何もしない方法です。

 

何もしないことで、大人メダカが卵や子メダカをほどほどに食べ、生き残った稚魚のみが大人メダカに成長できます。

 

驚くことに、メダカは卵を産んだ母メダカでさえ、自分の産んだ子メダカを食べてしまうのです。

メダカが産卵する時期や時間帯

 

メダカの数を増やしすぎないために、こうした自然淘汰の方法をとるのは、悲しくてやりきれないという人もいると思います。

 

そんな方は以下の方法をお試しください。

 

育てて販売する

卵をちゃんと隔離して孵化させたい人は、メダカの稚魚がある程度の大きさに育ったら、ネットオークションで販売する方法があります。

 

この場合、ヒメダカや黒メダカのように一般的なメダカを増やしても、あまり高く売れることはありません。

 

ありふれた品種のメダカは、ニーズも少ないのです。

 

あらかじめ販売や譲渡を考えている場合は、珍しいメダカを飼育し、自分で新種を誕生させるくらいの気持ちでいるといいでしょう。

 

顔見知りのペットショップに差し上げる

メダカなどのアクアリウムペットが好きな人は、アクアリウムショップなどに行く機会も多いですよね?

 

そこで、店員さんと顔見知りになっておき、イチかバチか、もしメダカが増えたら引き取ってもらえるのかや、どの程度の大きさなら持ち込み可能かなど、詳細を打ち合わせしておくことをおすすめします。

 

近所の欲しい人に分ける

ある程度の大きさまで育てたら、自分で最後まで育てるのではなく、人に譲渡していくといいでしょう。

 

メダカは稚魚以外はとても買いやすく、ビオトープなどで屋内外のインテリアにも貢献してくれるため、日本人には人気のペットです。

 

声をかけたら「欲しい!」という人に当る確率は高いと考えられますよね。

 

欲しい人がいて、可愛がってくれるのなら、譲渡も選択肢の一つとして考えられます。

 

まとめ

メダカの稚魚がエサを食べない場合に考えられることや対処方法、稚魚にエサを与える時期などについて書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。

  • 稚魚がエサを食べない理由は、生れて間もない、エサの粒が大きい、水温が低すぎる、日光が足りない、水質が悪い点が考えられる。
  • 稚魚は水面付近を泳ぐため、水面にあるエサを「エサ」と認識する。
  • 稚魚は細かく動く動物性の生き餌が大好物なので、与えるとスクスク育つ。
  • 稚魚は孵化後1日たてば、お腹の下の栄養分がなくなるので、エサを自力で食べないと生きていけない。
  • 稚魚にエサをやるときは、ほんの少しずつ、食べきれる量を数回に分けて与える。
  • メダカの稚魚はどんどん増えていくので、増えた時の対処法をあらかじめ決めておくことが大切。

稚魚が立派な大人のメダカに成長した姿は、まるで自分の子供が成人するのと同じような気持ちになります。

 

ですから、稚魚を育てるときにはそのメダカ自身の人生をちゃんと考えたうえで、責任をもって孵化に取り組む必要があります。

 

そのことを心にとめて、稚魚飼育を楽しんでくださいね!

 

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