• メダカが産卵する時期や時間帯!
  • メダカと卵を隔離するタイミングは?

初めてメダカを飼育する人がいつも以上に心がワクワクするとき。

それはメダカのお腹が大きくなってきたと、わかった瞬間ではないでしょうか?

メダカのおなかが大きくなると、産卵する時期や時間帯が気になって仕方なくなります。

 

また、産卵したばかりの針子が、ほかのメダカに食べられないために隔離したほうがいいのか?とも気になりますよね。

 

今回は、メダカの産卵時期や時間帯と、おなかが大きくなった母メダカの隔離に関して、詳しく解説して行きますね。

 

メダカが産卵する時期や時間帯!

メダカの産卵は、自然界では冬眠から目が覚めた春先から秋口までです。

 

つまり、自然のカレンダーの雪解けが終わり、田んぼに水が入り、田植えが終わったころに産卵をしはじめ、水温が低下してくる9月半ばに産卵が終わります。

 

室内で飼育し、冬でもヒーターをつけて水温を保っている場合は、一年中産卵することもあります。

 

ですがメダカの産卵は、基本的には水温のみならず、日照時間も関係あると言われています。

 

なので、一年中産卵させたい飼い主さんは、タイマーセットした状態でライトを照らし、早朝から12時間くらいは明るくしておく必要があります。

 

メダカの産卵時期の条件

  • 日照時間
  • 水温
  • 栄養が豊富

メダカの産卵時期の条件は、上記のようなものが考えられます。

 

それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう!

 

日照時間の影響

メダカは自然の生き物で、太陽の光の恩恵を強く受けて生きています。

 

ですから、メダカの感じる体感の時間間隔は、太陽の動きと同じと考えていいでしょう。

 

日照時間が13時間以上になるとメダカは卵を産む体制に入ります。

 

また、日照時間が長すぎると逆に産卵しにくくなるという場合もあるようなので、タイマーでライトを太陽に見立てて当てる場合は、時間設定を注意してくださいね。

 

水温の影響

メダカが産卵し、順調に繁殖できる適温は18度~25度と言われています。

 

そして、日照時間と水温の条件の両方が当てはまらないと、産卵できません。

 

室内での飼育の場合、ライトで日照時間を調節し、ヒーターで水温を一定に保つと、一年中産卵期を迎えさせることが可能です。

 

だからといって産卵させ続けると、メダカも体力の限界に来てしまうため、あまりおすすめはできません。

 

栄養が豊富な時期かどうか

メダカの自然界でのエサは主にプランクトンです。

 

植物性プランクトンは太陽の光で繁殖するため、春になり日照時間が長くなると、数がどんどん増えます。

 

そして、その植物性プランクトンをエサにしている動物性プランクトンも、同じように増えていきます。

 

数が増えた動物性プランクトンを食べた親メダカが栄養をつけ、産卵できる体力もつけ、より多くの元気な卵を産むことができるようになります。

 

また植物性プランクトンは、生れたばかりの子メダカのエサになるため、あればあるほど子メダカがスクスク元気に育ちます。

 

そのため、これらのサとなるプランクトンが豊富に作られる春こそが、メダカの産卵のベストシーズンと言われています。

 

条件は整っているのに産卵しない場合

日照時間・水温・栄養と時期が整っているにもかかわらず、メダカが産卵しない場合もあります。

 

原因は、室内飼育の場合はいくつか挙げることができます。。

 

太陽に置き換わる「ライト」が、自然の太陽光に比べると、メダカという生命体に与える影響が低いことが、まず原因として考えられます。

 

それに伴い水槽内の植物性、動物性プランクトンの発育も滞り、エサ不足・栄養不足でメダカが弱っている可能性も示唆できます。

 

更に、エアレーションや室内の人間の活動による騒音で、メダカがストレスを感じていることもあるのです。

 

解決方法として挙げられるのは、産卵メダカ専用の、市販のエサを与えること。そして、静かで日光の当る場所に水槽を置き換えることです。

 

室内飼育のメダカが産卵せずに心配な飼い主さんは、是非上の方法を試してみてください。

 

メダカの産卵方法や時間帯

メダカを飼育している飼い主さんですら、タイミングが合わないと、母メダカのお腹に卵がついている様子を見ることが出来なかったりします。

 

メダカの母さんが産卵して卵をくっつけている貴重な瞬間を、見逃さずにばっちり見ることのできる時間帯はいつなのか、以下に紹介していきますね。

 

メダカの産卵の時間帯

メダカは早朝に交尾を行い、その後水草などに体を擦りつけながら産卵をします。

 

産卵時期と上にも紹介した春には、飼い主さんも早起きを心がけましょう!

 

メダカの産卵方法

水草など、卵を産み付けられる場所がない場合は、卵は母メダカのお腹から離れ、そのまま底に沈んでしまったりします。

 

そこに沈んだ卵は…他のメダカに食べられたりするんですよね…卵に関して詳しくは「メダカの産卵床を自作する?」の記事でもご案内しているので、あわせてお読みください。

 

メダカの卵を採取する方法として、直接採卵というものがありますが、これは慣れた飼い主さんでないとなかなか難しい方法です。

 

直接採卵

お腹の大きい母メダカを捕まえて、お腹についている卵を手で取るという方法です。

 

注意しないといけない点は、メダカは変温動物なので、人間の手で直接触れると、弱ってしまうということです。

 

水温が20度前後なのに、人間の体温は36度台。

 

16度の差の温度に触れられるということは、人間で言うと52度くらいのお風呂に入るような「熱ちい!」を感じさせているのだと、飼い主さんは自覚すべきです。

 

「人間の手が触れると、メダカが火傷する」と言いなおしてもいいくらい、メダカの体にとっては負担になる行為なのです。

 

直接産卵をする場合は、触れる前に手を水にひたして、手の温度を限界まで下げます。それでも血流によってすぐに体温は36度台に回復するため、冷やした手で素早くメダカの母さんをすくい上げ、卵をとって瞬間的に戻せるか…。

 

そのスピード感こそ「直接産卵」の成功のポイントとなります。

 

が、いかにも難しそうでしょう…。ちょっとでも不安な方は、直接産卵は避けたほうが無難です。

 

 

オススメの採卵方法

直接産卵が難しいのならば、どうすればいいのか。

 

それは、母メダカが卵を産み付けるのに適した水草を入れることです。

 

産卵確率が上がるためにも、水草は一種類ではなく、複数種を水槽にいれるといいですよ!

上部に浮かぶホテイアオイと、水槽の中ほどでただようマツモやアナカリス、底で落ちてきた卵をキャッチするウィローモスなどを、産卵時期に合わせて満遍なくいれておくとGOOD。

卵の保護にもつながり、産卵確率が大幅にアップするでしょう。

 

水草に関して詳しくは「メダカの水槽をレイアウト!」の記事で解説しているので、そちらも参考にしてくださいね。

 

卵の孵化率アップのために

また、メダカの産卵期の大切な作業のひとつとして、「死んだ卵をこまめに取り除く」ということが挙げられます。

 

死んでしまった卵をそのままにしておくと、カビが生えてきます。

 

そのカビが元気な卵にまで移り、どんどんカビが繁殖して、他の卵を全滅させかねません。

 

また、「その卵が生きているか死んでいるか?取り除いちゃっていいのか?」と迷われる飼い主さんもいるかもしれませんね。

 

生まれたての卵は卵膜が固いので、指で優しく触るとつぶれることはほとんどありませんが、死んだ卵や受精していない卵は触るとすぐつぶれるので、卵の分類はしやすいと思います。

 

また、白く放射状に綿が生えたように見える卵はカビに侵されて死んでいるので、至急取り除いてください。

 

こうして卵の分類をしたら、ほんの少しメチレンブルーを入れることで、カビの発生を未然に防ぐことが出来ます。

 

メチレンブルーをたくさん入れてしまうと卵に影響が出て良くないので、量の調整を慎重にしてください。

 

量は水の多さにもよりますが、普通の大きさのバケツなら数滴で十分です。

 

メチレンブルーとは、メダカが病気の際に薬浴として使用する場合もあります。

 

メチレンブルーに関して詳しくは、「メダカの病気は泳ぎ方でわかる」の記事を参照してください。

 

メダカと卵を隔離するタイミングは?

大人メダカと卵はいつ隔離すべきなのでしょう?

 

隔離することで、孵化率が格段にアップするので、是非参考にしてくださいね!

 

大人メダカと卵を隔離する理由

自然の中で産んだ卵は、その広大な広さゆえに大人メダカに見つかって捕食されるということは、なかなかありません。

 

しかしせまい水槽の中では、そうはいきません。

 

そして、なんと大人メダカは、卵が大好物…?!!

 

本当に好きで食べているのかは定かではありませんが、見つけたら100%と言っていいくらい、パクッと食べてしまいます。

 

室内飼育の場合は、エサをたっぷり与えていても食べられてしまうので、おそらく卵が大好物なんだろうと勝手に思い込んでいます。

 

他に考えられる理由として、屋外水槽なら常に水中にプランクトンが要る状態ですが、室内水槽だとエサの時間が決まっているため、思わず食べてしまうのかもしれませんね。

 

せっかくメダカのママが産み付けた卵。

 

より多くの子メダカを孵化させるためにも、ココはしっかり隔離してあげる必要があります。

 

卵を隔離するタイミング

一番ベストな隔離タイミングは、上記にも書いた通り、お腹にぶら下げた尻から直接採卵で、卵自体を確保していく方法です。

 

しかし、これまた上述したとおり、直接採卵を素人飼い主さんが行うのは、リスクが高いのでおすすめできません。

 

そこで、メダカの様子を観察し、母メダカのお腹が大きくなってきたとわかったら、産卵する前に産卵用の水槽に移し、そこで母メダカに産卵してもらい、お腹がへこんだ順に元の水槽に戻していくという方法が一般的です。

 

このとき産卵を終えた母メダカを元の水槽に戻さないと、やっぱり生まれた卵を食べてしまうので、観察を怠らないようにしましょうね。

 

観察が大変と思うかもしれませんが、これも可愛いメダカの赤ちゃんがたくさん孵化するためと思って、気合を入れて見守りましょう!

 

卵の隔離方法

一言で「卵の隔離」といっても、様々な方法があります。

 

一番やりやすい、適した方法を選んで、実行してみてください。

 

  1. 産み付けられた水草を別容器に移す
  2. パーテーションを作る
  3. 市販の産卵箱や産卵ネット(フローティングネット)を使う

では、それぞれの方法について詳しく見ていきましょう!

 

産み付けられた水草を別容器に移す

この場合、卵が大人メダカに食べられてしまう心配はありませんが、飼育水槽に気を使わないといけません。

 

というのも、卵が孵化するためにもう一本環境の整った水槽なり容器なりを立ち上げておかなければなりません。

 

その時の注意点がいくつかあります。

  • もともとの飼育水槽と同じ環境を維持する。
  • 水量の多い容器で、水質悪化を防ぎ、常に新鮮な水を維持する。
  • エアレーションを行い、酸素が豊富に水中に含まれるようにする。

この方法は、子メダカ孵化に関しては経験者のベテラン飼い主さん向きで、初心者飼い主さんには、次の方法が向いています。

 

パーテーションをオリジナルで作る

飼育水槽から卵を取り出すことなしに守る方法です。

 

水槽内にパーテーションと呼ばれる隔離ネット(仕切り)をオリジナルで作ってしまい、一時的に卵と大人メダカのコーナーを分けてしまいます。

 

この方法なら、もう一本水槽を立ち上げる必要もなく、水質も維持できるため、産み付けられた卵を別容器に移す方法よりは簡単です。

 

しかし、パーテーション方法には落とし穴もあります。

 

メダカはとても小さな淡水魚です。

 

もしパーテーションに隙間があったり、穴が開いていたりしたら、卵のエリアにいつの間にか、大人メダカが入っていたなんて言うことも無きにしも非ずです。

 

でも、まったく何もしないよりは卵を確実に守れる可能性は高くなるので、すき間を作らないよう注意してお試しください!

 

市販の産卵箱や産卵ネット(フローティングネット)を使う

ホームセンターの観賞魚コーナーやインターネットでも販売している、産卵箱や産卵ネットを購入し、使います。

 

飼育水槽の片隅に設置し、その中に随時卵を移動させ、孵化したらそのまま水草を取り除き、ある程度大きくなるまで飼育するという方法です。

 

この場合に気を付けないといけないことは、吸盤で水槽のガラス面にくっつけるタイプのものは、ふとした拍子に吸盤が外れるなどの可能性があるということ。

 

ネットの外側には常に大人メダカが泳いでいるため、どこか一カ所が外れて斜めになってしまった場合などは、知らないうちに大人メダカが卵エリアに入っているなんていう場合も、往々にしてあります。

 

その点では、水槽の縁に引っかけるタイプのものが安心できます。

 

また、ネットが汚れることで水の通りが悪くなり、大人コーナーの水質と子供コーナーの水質が変わってしまい、あっという間に全滅してしまうこともあるので、注意が必要です。

 

一方では産卵ネットは、水流を緩やかにしてくれるという点で、水流に弱い子メダカには嬉しい環境を作ることもできます。

 

しかし、この産卵ネットたち、屋外で使うのはオススメしません。

 

というのも、一度ボウフラがこのネットの中で湧いてしまうと、処理に困るからです。

 

一度わいたボウフラを一生懸命取り除いても、取り除ききれずに、稚魚が全滅してしまうという悲しい結末になることもあります。

 

大人メダカにとってはエサであるボウフラも、子供メダカには100%天敵ですから…。

 

まとめ

メダカが産卵する時期や時間帯、卵と大人メダカを隔離するタイミングについて書いてきましたが、いかがでしたか?

  • メダカが産卵する時期は、5月~9月頃。
  • メダカが産卵する時間は早朝。
  • メダカが産卵する条件は、日照時間・水温・エサの量が大きく関係している。
  • オススメの採卵方法は、水草に産み付けたものを回収する方法である。
  • 元気に卵が育つためには、死んでしまった卵をまめに取り除く必要がある。
  • 屋内で飼育している場合、大人メダカが卵を食べてしまうので、隔離すべき。
  • 卵の隔離方法には水草ごと移動する方法・パーテーションを自作する方法・市販のネットを使う方法がある。

せっかく母メダカが産んだ卵、よりたくさん孵化させてあげたいですよね!

 

是非この記事を参考にして、メダカ卵の孵化率アップにつなげてください。

 

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