ずんぐりむっくりの可愛らしい体型に、よちよち歩きなど可愛らしい仕草で人気のペンギンですが、その鳴き声を聞いたことはありますか?

 

あまりイメージがないかもしれませんが、ペンギンも鳴きます。

 

また、赤ちゃんペンギンの姿も、あまり知られていませんよね?

 

今回は、ペンギンの鳴き声と赤ちゃんペンギンの姿についてご紹介します!

 

ペンギンの鳴き声って?

ペンギン 鳴き声

水族館や動物園でペンギンを見かけたら、しばらく様子を見てみましょう。

 

チャンスがあれば、鳴いているところが見られるはずです。

 

そんなチャンスに恵まれたら、ぜひ声を聞いてみてください。

 

可愛い見た目とは裏腹に、ぜんぜん可愛くない声で鳴きますよ。

 

フンボルトペンギン

まずは、日本で最も飼育頭数が多いと言われるフンボルトペンギンの鳴き声を見てみましょう。

 

動物園関係者に言わせると、ロバの声にちょっと似ています。

 

実際、何も見ないで鳴き声だけ聞くと、ロバなのかフンボルトペンギンなのかわからないかもしれません。

 

とはいうものの、ロバの鳴き声がわかりませんよね。

 

ぜひ、下の動画で聞き比べてみてください。

 

ちなみに、ロバの鳴き声はウマとはぜんぜん違うものですよ。

 

フンボルトペンギンの鳴き声

(フンボルトペンギンの鳴き声!!)

 

ロバの鳴き声

(ロバの鳴き声 (イメージと違う声) / 東山動物園)

 

ちなみに、よく似ているケープペンギン、マゼランペンギンは、見た目と同様に鳴き声も似ています。

 

キングペンギン

次に、ペンギンらしいペンギンともいえるキングペンギンの鳴き声です。

 

体が大きい分、フンボルトペンギンよりも低いような気がするのですが、実際に聞くとむしろやや高い鳴き声に感じます。

 

他の動物で似ているものを挙げるとしたら、ゾウでしょうか。

 

それでも、ゾウよりちょっと声が高い気がします。

 

キングペンギンの鳴き声

(オウサマペンギンの鳴き声 (仙台うみの杜水族館))

 

ゾウの鳴き声

(象の鳴き声と動き)

 

鳴いている、というより、トランペットのような金管楽器を思いっきり吹いているような音ですね。

 

ペンギンが鳴くのはなぜ?

ペンギン 鳴き声

そもそも、ペンギンを含めた鳥の仲間はなぜ鳴くのでしょうか?

 

大雑把に言えば、人間と同じように「コミュニケーションをとるため」です。

 

人間のような言葉はありませんが、鳥の仲間は鳴き声を使って仲間とコミュニケーションをとります。

 

たとえば、身近な野鳥のシジュウカラは、「ツツピー!ツツピー!」というさえずりと、

「ジュクジュクジュクジュクジュク」という地鳴きを組み合わせて鳴いています。

 

繁殖期にオスがメスを誘うとき、ヒナの巣立ちを促すときは、美しい声でさかんにさえずります。

他の個体と縄張り争いをするときや敵を警戒したときは、低く地鳴きをします。

 

カラスの仲間はさらに複雑なパターンをもっているとされ、ときおり他の鳥や動物の鳴き声を真似する個体もいるくらいです。

 

とても知能の高い鳥なので、鳴き真似をして遊んでいるのではないか、とも言われています。

 

また、コンゴウインコという大型のインコは、見通しの悪いジャングルに生息しているため、

自分の所在を他の仲間に知らせるためにとても大きな声で鳴きます。

 

その鳴き声は数キロ先まで届くとされ、日本の住宅地なら間違いなく近所迷惑になりそうな大きさです。

 

ペンギンが鳴くのも他の鳥と同じく、仲間とコミュニケーションをとることが目的です。

 

主に繁殖期の求愛、ライバルや敵への威嚇、お互いの位置確認のために鳴くようです。

 

海辺に暮らす鳥なので、よく通る大きな声で鳴かないと、

波音や他の海鳥の鳴き声にかき消されてしまうのかもしれませんね。

 

ペンギンの雛たちはぜんぜん似てない?!!

ペンギン 鳴き声

さて、それではペンギンのヒナの姿はどうでしょうか?

 

水族館や動物園によってはペンギンを定期的に繁殖させていて、

時期やタイミングによってはヒナを見ることができます。

 

ほとんどの種類で、ペンギンのヒナはある時期までみんな同じような姿です。

 

ハッキリしたモノトーンの親鳥と違い、おなかと背中の境界がハッキリしないグレーな体色。

 

なんとなくつるんとした親鳥と違い、ふわふわモコモコの羽毛。

 

何より、驚くのはその大きさです。

 

さすがに生まれたばかりのヒナは小さいですが、キングペンギンのヒナなど親鳥より大きく見えます。

 

ヒナに甘えられた親鳥が、ヒナの重さに押しつぶされそうに見えますよ。

 

ちなみに、見た目こそ親鳥より大きく見えますが、鳴き声はとてもかわいらしく、「キューイ」などと鳴きます。

 

ふわふわモコモコの時期はすぐに過ぎてしまい、羽毛が生え変わって親鳥とそっくりになります。

 

こうなると、徐々に独り立ちが始まります。

 

ペンギンのヒナの秘密

どうして、ペンギンのヒナと親鳥は、こんなに見た目が違うのでしょうか。

 

そこには、ペンギンが厳しい自然環境の中を生き抜くための工夫がたくさん詰まっているのです。

 

まずは、その羽毛。

 

ふわふわモコモコの時期は、親鳥が一生懸命、ヒナの面倒を見てあげる時期でもあります。

 

この時期はヒナが自分で泳ぐ必要がないため、親鳥のようにつるんとした体表である必要がありません。

 

むしろ、絶えず海風にさらされることが多いので、少しでも温かさを保つために、ふわふわモコモコの羽毛が役立っているのです。

 

分厚いフリースの服を着ているようなものでしょう。

 

時期によっては親鳥より大きく見えるのは、体に多くの脂肪をたくわえているためです。

 

この脂肪は、成長するためのエネルギーになるだけでなく、防寒の役割も果たしています。

 

もともと、ペンギンそのものが脂肪を多くたくわえ、

長時間泳いでも体温を失わないように工夫しているのですが、ヒナの場合はそれがよりハッキリと現れているのです。

 

これも、体温を保つための工夫と考えられています。

 

ペンギンの体色がおなかと背中でハッキリと分かれたモノトーンなのにも理由があります。

 

アニメなどでは海は青い色で描かれていますし、

私たちが海水浴をするような海辺では海は青く見えるかもしれませんが、実際には黒っぽく見えることのほうが多いものです。

 

ペンギンは背中を黒くすることで、海面から敵に見つかりにくくしています。

 

トウゾクカモメなど獰猛な肉食の鳥に襲われないようにするための工夫です。

 

一方、海中から水面を見上げると、光を反射して白っぽく見えます。

 

スキューバダイビングをする方なら、すぐに想像がつくかもしれません。

 

そのため、おなか側が白いほうが、敵に見つかりにくいのです。

 

シャチなどの肉食動物に見つかりにくくするための工夫といえるでしょう。

 

ペンギンのモノトーンの体色は、敵に襲われないようにするための工夫なのです。

 

でも、自分で泳がないヒナには、この工夫は必要ありませんね。

 

むしろ、ふわふわモコモコで、不明瞭なグレーのかたまりでいるほうが、

輪郭がわかりにくく、陸上の肉食動物や猛禽類などから襲われにくくなるでしょう。

 

親鳥から餌をもらって成長する時期が過ぎ、自分で泳ぐ練習をするようになると、ヒナにも親と同じ特徴が現れてきます。

 

生活スタイルと対応しなければならない脅威にあわせて、ペンギンの姿も変わるのですね。

 

冬はちょうど、ペンギンの繁殖期です。

 

ペンギンの姿を横から見られる水族館に行けば、水面から見たペンギンや水中から見たペンギンを実際に体感できるだけでなく、ヒナと親鳥を見比べることもできるでしょう。

 

ぜひ、ペンギンに会いに行ってみてくださいね。

 

まとめ

  • ペンギンの声は…あんまりかわいくない
  • 仲間とのコミュニケーションのために鳴いている
    キャラ

  • ヒナの体には生き抜く工夫がいっぱい!

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