クワガタといえば、かっこいい大きなあごの成虫を思い浮かべますよね。

 

自分の家で飼育して、かっこいいクワガタの姿を毎日見られる楽しさは格別です。

 

しかし、幼虫を飼育するのもなかなか奥深く、成虫飼育にはない楽しさがあります。

 

なんといっても、自分でかっこいいクワガタに育て上げるという「育てる楽しさ」があります。

 

時間がかかる分、無事に成虫が羽化したときの感動は何物にも代えがたいものがあります。

 

これは、成虫飼育にはない楽しさです。

 

ぜひ、クワガタの幼虫飼育にチャレンジしてみましょう。

 

ここでは、基本的な幼虫飼育のポイントと、例として国産種のオオクワガタ、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタについて、幼虫の飼い方をご紹介します。

 

幼虫を手に入れるには?

クワガタ 幼虫 育て方

幼虫を手に入れる方法はいくつかあります。

 

ショップや通信販売で購入した場合、

透明なプラスチックカップにオガクズと一緒に入れられている場合がほとんどです。

 

特に断りがない限り、販売されているのは小さな若齢幼虫です。

 

自家繁殖させた場合は幼虫を割り出すことになりますが、この場合も同じような若齢幼虫か、卵の状態です。

 

また、クワガタの生息地で朽木採集などを行えば野生の幼虫を手に入れることもできますが、

こちらはちょっとハードルが高いでしょう。

 

初めて幼虫飼育にチャレンジする、という場合、ショップや通信販売で幼虫を購入することをオススメします。

 

幼虫飼育のポイント

クワガタ 幼虫 育て方

適温に保つ

幼虫飼育は別段難しいことはないのですが、もっとも注意が必要なのは温度管理です。

 

基本的に、温度が高いと成長が早まり、低いとゆっくりになります。

 

温度が高ければ早い時期に羽化して成虫になり、低いと羽化までに時間がかかります。

 

国産種であれば常温(室温)で飼育することができますが、

外国産種や一部の高山性種の場合、あまり高温にすると死んでしまいます。

 

低温には強いものの、あまりに温度が低いと活動を停止してしまいます。

 

その種に合った温度を調べておき、適温で飼育しましょう。

 

ちなみに、適温の範囲内でやや低めの温度を保ち、

ゆっくり成長させた方が、大きな成虫になる傾向があります。

 

いずれにせよ、温度の急変には要注意です。

 

単独で飼う

どの種類をどんな方法で飼うにせよ、できるだけ単独飼育しましょう。

 

複数で飼育しても共食いやケンカなどはしませんが、特に仲間を識別して避けたりしないので、

餌と同じように食べようとして、他の幼虫をかみ殺してしまうことがあります。

 

また、「密度効果」といって、過密に飼育すると個体が小さくなる傾向があります。

 

大きく育てたいのなら、一つの容器で飼育する幼虫は一匹のみにしましょう。

 

自家繁殖の場合、幼虫の飼育容器が幼虫の数分必要になりますが、仕方がありません。

 

飼いきれないときはショップや友人に相談しましょう。

 

新しい餌を十分用意する

クワガタの幼虫の餌となるのが、菌糸ビンの中身やマットです。

 

菌糸ビンもマットも、広葉樹のオガクズをベースに作られています。

 

菌糸ビンは、広葉樹のオガクズにヒラタケなどキノコの菌を繁殖させたものです。

 

幼虫用のマットは、広葉樹のオガクズを発酵・熟成させたものになります。

 

これらを食べて、幼虫は大きく成長します。

 

幼虫期に食べた餌の量で大きさが決まるといっても過言ではありません。

 

幼虫が餌をある程度食べ進めて、菌糸ビンやマットがスカスカになると成長しなくなってしまいます。

 

惜しまず新しい餌を用意してやりましょう。

 

種類別!クワガタの幼虫の飼い方

クワガタ 幼虫 育て方

オオクワガタ

一般的には、オオクワガタの幼虫は菌糸ビンで飼育します。

 

菌糸ビンのフタを開けたら、ビンの口部分の分厚い菌糸の層をはがしておきます。

 

素手で扱うとカビなど余計な雑菌が入ってしまうので、専用のスプーンなどを用意するといいでしょう。

 

キャラ

個人的には、100円ショップのマドラースプーンが使いやすくてオススメです。

 

ビンの中央に軽くヘコミを作り、そこへ幼虫を優しく置きます。

 

あとは自分で勝手に潜っていくので、そのままフタをして大丈夫です。

 

その後は特にすることはありませんが、大切なのは菌糸ビンを管理する温度です。

 

オオクワガタの場合、18℃~20℃が適温とされています。

 

この温度幅で菌糸ビンを管理すれば、比較的大きな成虫を得ることができるでしょう。

 

ちなみに、この温度で飼育した場合、10~17か月で羽化します。

 

途中の温度変化や食べた菌糸ビンの質、明るさなど、複雑な条件によって羽化までの時期が変化するようです。

 

23℃~25℃で飼育しても幼虫が死んでしまうことはなく、

成長が早まり5~7か月で羽化しますが、成虫のサイズが小さくなってしまうようです。

 

28℃では死亡する幼虫が多くなるので注意しましょう。

 

18℃~20℃で幼虫を飼育すると、2~3か月もすると菌糸ビンに黒い食べ跡が目立ってきます。

 

幼虫が順調に成長し、しっかりと餌を食べている証拠ですが、

この食べ跡が目立ってきたら菌糸ビン交換の合図です。

 

新しい菌糸ビンを用意し、幼虫を移し替えてやりましょう。

 

このときも素手では触らず、スプーンなどを使うようにします。

 

幼虫はデリケートなので、傷つけないようにしましょう。

 

食べ跡が頻繁に増えたり、動く様子が見られているうちは成長を続けていますが、

そういった様子が見られなくなったら、サナギになっていると考えられます。

 

幼虫の活動が止まったと感じたら、そのまま羽化を待ちましょう。

 

ノコギリクワガタ

ノコギリクワガタの幼虫を飼育する場合、菌糸ビンでもマット飼育でも育てることができます。

 

菌糸ビンを使った方が成長が早く、9~11か月で羽化しますが、マット飼育ではこれより数か月遅くなります。

 

個人的には、

キャラ

羽化した成虫の美しさはマット飼育のほうがいい

ような気がします。

 

菌糸ビンで飼育する場合は、オオクワガタと変わりません。

 

マット飼育する場合、500ml~1Lくらいの広口ビンにマットを詰めて使います。

 

使用するマットは熟成の進んだものを使用するようにしましょう。

 

ビンもマットもクワガタ専門店で販売していますが、専用でないビンを使う場合、熱湯で消毒してから使いましょう。

 

幼虫がマットを食べ進んで目減りしてきたら、ビンから幼虫を出して新しいマットに詰め替えてやりましょう。

 

オオクワガタよりも高温で管理し、25℃前後を保つようにしましょう。

 

これより低い常温で飼育した場合、羽化まで2年ほどかかってしまうかもしれません。

 

ミヤマクワガタ

ミヤマクワガタは国産種の中でも生息地の標高が高く、温度管理がシビアなクワガタです。

 

幼虫飼育にもクセがあります。

 

菌糸ビンではなくマット飼育で育てますが、

孵化した直後に食べたマットから急に違うマットに変えると、それだけで死んでしまうことがあるのです。

 

そのため、ミヤマクワガタの幼虫を飼育するときは、成虫が産卵したマットを必ず調べておくようにしましょう。

 

幼虫を購入したショップに聞けば教えてくれるはずです。

 

ただし、大きな成虫を得たい場合、徐々に栄養価の高いマットにしていった方が大きく立派に育ちます。

 

最初は産卵したマットと同じものを与え、

マット交換のたびに少しずつ栄養価の高いマットを混ぜていきましょう。

 

最終的に、元々のマットと新しいマットが1:1の割合になるくらいが最適です。

 

高山性のクワガタなので温度は低く保つ必要があります。

 

16℃~20℃を維持するように気を付けましょう。

 

低温にしたいからと冷蔵庫などに入れてこれより低くすると、

幼虫の活動そのものが止まってしまいます。

 

温度管理が特に難しいと思いますが、

キャラ

ワインクーラーなどを使って

工夫しましょう。

 

成長は遅く、羽化までに2年ほどかかります。

 

まとめ

  • 初めて幼虫飼育にチャレンジするなら、ショップでの購入がおススメ
  • 幼虫飼育のポイントは、1.適温 2.単独飼育 3.豊富な餌量
  • 国産オオクワガタの飼い方をベースに、各種クワガタに合わせた飼い方をしましょう

 

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