• クワガタの卵を管理するコツ
  • 孵化しない原因&対策も!

オオクワガタの飼育がブームになって以来、いまだに根強い人気を誇っているクワガタムシ。

大切に飼育しているクワガタの子どもをとることができたら、楽しいですよね?

 

実は、クワガタの産卵と卵の管理にはコツがあります。

 

今回はそんなクワガタブリーディングのコツをご紹介します。

 

クワガタの卵が孵化しない原因

クワガタ 卵 管理

クワガタと一言で言っても、種類も生息環境も様々です。

 

成虫の飼育環境が違えば、産卵のための環境、卵の管理、幼虫の飼育も違います。

 

そのため、クワガタの繁殖には、カブトムシ以上に気を付けなければいけない点があります。

 

うまくいかない場合、下記のようにいくつかの原因が考えられます。

 

産卵床が不適切

クワガタは種類によって、産卵に適した環境が違います。

 

自分が飼育しているクワガタに合った産卵環境を用意してやらないと、

卵の孵化どころか産卵すらしてくれません。

 

準備するものも変わってきますので、事前にしっかりと下調べをしておきましょう。

 

卵が未熟、または無精卵

「無精卵」とは、メスの体内で受精せずに産まれてしまった卵で、当然ながら孵化しません。

 

無精卵でなくても、未熟な卵は孵化率が低くなります。

 

交尾がうまくいっていない、または成虫が未成熟だった場合に起こりやすい失敗です。

 

温度管理が不適切

クワガタの場合、成虫飼育でも、種類によって適した温度が違います。

 

簡単に言えば、ミヤマクワガタなど国産の高山性クワガタの場合は18℃~20℃と低めに、

オオクワガタなど低地性のものや熱帯性のものは25℃~28℃と高めに設定します。

 

これは卵の管理でも同じで、適した温度環境で卵を管理しないと、

孵化する前にダメになってしまいます。

 

そもそも繁殖難易度が高い

これはある意味で仕方のないことですが、産卵や孵化が難しいクワガタ、というのも存在します。

 

現地での生息環境が特殊で再現しづらい、またはよくわかっていない、というのが主な理由です。

 

こういう種の繁殖に挑戦する場合は、条件をいろいろと変えて実験するくらいのつもりで臨みましょう。

 

国産オオクワガタやヒラタクワガタ、

海外のオオヒラタクワガタやノコギリクワガタなどは比較的繁殖させやすいので、

初めて挑戦するならこのあたりの種で繁殖させるといいでしょう。

 

キャラ

私が初めて繁殖させたのもオオクワガタです。

 

卵を上手に孵化させるには?

クワガタ 卵 管理

しっかり育てた成虫をペアにする

成虫になったらほとんど変化しないように見えるクワガタも、

羽化(サナギから成虫になること)直後から時間の経過に伴って成熟していきます。

 

未成熟な状態でオスとメスを一緒にしてしまうと、

せっかく産卵しても未熟な卵であったり、無精卵になったりしてしまいます。

 

最悪の場合、オスがメスを攻撃して殺してしまうこともあります。

 

逆に、老化した成虫をペアにしても同じように失敗してしまいます。

 

羽化後しばらくは単独飼育し、たっぷりと餌を与えた成虫をペアに使いましょう。

 

この成熟に必要な期間は種類によって違うため、

自分の飼っているクワガタの成熟期間を調べておきましょう。

 

繁殖を目指して成虫を購入する場合、羽化後何日経過しているのか、

お店の人に聞いておくことも重要です。

 

野外採集個体(ワイルド)なら、成熟していると考えて間違いないようです。

 

ペアには栄養価の高い餌を

繁殖を目指して飼育するペアには、栄養価の高い餌を十分に食べさせましょう。

 

交尾や産卵にはエネルギーを使いますし、

特にメスは自分の栄養を卵に持っていかれてしまいます。

 

高たんぱくゼリーなどを使用し、成虫にしっかりと体力をつけさせるようにしましょう。

 

産卵準備に入ったメスに栄養価の低い餌ばかり食べさせていたり、

餌の量が不足すると、せっかく産卵しても卵が未熟だったり、

奇形だったりして、孵化率が大きく下がってしまいます。

 

飼育している種に適した産卵セットを組む

クワガタの種類によって、マットに産卵するもの、

朽木に産卵するものなど、適した産卵環境が違います。

 

自分の飼っているクワガタの種類に適した産卵セットを組むようにしましょう。

 

種類によっては、菌床産卵と呼ばれる、朽木にキノコの菌糸が繁殖したブロックに産ませた方が、

その後の管理がしやすくなります。

 

産卵セットは余裕をもって準備する

マットを使う場合は加水してガス抜きをする、

朽木を使う場合は水に漬け込んで吸水させておくなど、産卵セットを組むためには少し時間がかかります。

 

クワガタが産卵準備できた状態で用意し始めたのでは遅いかもしれないので、

計画的に準備しておきましょう。

 

繁殖させたいペアを産卵セットで飼育する

産卵セットを組んだら、十分に成熟したペアを産卵セットで飼育しましょう。

 

特にメスに対して、産卵セットの環境に少しでも慣れてもらうためです。

 

また、産卵セットの環境によって、オスの交尾が誘発されることもあります。

 

もともとクワガタは夜行性の昆虫なので、交尾の確認ができないこともあります。

 

1~2週間を目安に、オスとメスを同居させましょう。

 

この期間が過ぎたら、オスを取り出し、メスだけを産卵セットで飼育します。

 

この間、オスがメスをしつこく攻撃するような様子が見られたら、

すぐに隔離し、1週間後くらいにもう一度同居させてみましょう。

 

交尾誘発の裏技もアリ

きちんと成熟したペアを産卵ケースに入れれば、

特別なことは何もしなくても交尾・産卵することが多いのですが、交尾を誘発するための裏技もあります。

 

少量の「味の素」を水で溶き、ケース内の材に塗り付けるのです。

 

味の素には、うまみ成分としてグルタミン酸が含まれており、

このグルタミン酸がクワガタの交尾行動を促進する、と言われています。

 

ただし、味の素を塗ればその部分にカビや雑菌が発生しやすくもなるので、

あくまで裏技、おまけ程度に考えましょう。

 

キャラ

私の経験上、成虫が成熟していれば、そこまでしなくても産卵してくれると思います。

 

2か月くらいそのままにしておく

クワガタ 卵 管理

産卵セットからオスを取り出したら、メスだけ入れた状態でしばらく飼育します。

 

クワガタの種類によって、この期間はまちまちですが、オオクワガタなら2か月が目安です。

 

いつ産卵するのかわかりにくいので、余裕をもって見守るようにしましょう。

 

うまくいけば、この期間でケース側面に小さな幼虫が見えてくることもあります。

 

適した温度を維持する

産卵ケースで成虫を飼育するので、当然、成虫の飼育に適した温度でケースを管理することになります。

 

産卵のために特別に温度を操作する必要はありませんが、

メスを落ち着かせるためにも、温度変化を少なくするように気を付けましょう。

 

幼虫を割り出す

産卵ケースでメスを飼育して2か月くらい経過し、

ケース側面に小さな幼虫が見えたら、幼虫の割り出しを行いましょう。

 

クワガタの幼虫の多くは朽木を食べて成長するため、朽木をかみ砕くためのあごが発達しています。

 

いつまでも産卵ケースで複数飼育していると、

幼虫同士がぶつかったときにお互いを傷つけてしまう恐れがあります。

 

新聞紙などの上に産卵ケースの中身をあけ、スプーンで崩しながら幼虫を探しましょう。

 

見つけた幼虫は、プリンカップなど小さな容器で管理します。

 

容器には、産卵ケースで使ったものと同じマットを入れ、少し押し固めておきましょう。

 

このようにして、幼虫は一匹ずつ管理します。

 

このとき、卵が出てきた場合も、方法は同じです。

 

まとめ

 

  1. しっかり育てた成虫をペアにする
  2. ペアには栄養価の高い餌を
  3. 飼育している種に適した産卵セットを組む
  4. 産卵セットは余裕をもって準備する
  5. 繁殖させたいペアを産卵セットで飼育する
  6. 産卵誘発の裏技もアリ
  7. 2か月くらいそのままにしておく
  8. 適した温度を維持する
  9. 幼虫を割り出す

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