• ワニガメとカミツキガメの違いは?
  • 見分け方はあるの?
  • 交雑した雑種もいる?

ワニガメとカミツキガメ、亀好きの憧れの強い種ですが、違いや見分け方はあるのでしょうか?

また、近い種族ですが交雑した雑種などもいるのかどうか、調べてみたので紹介いたします。 

ワニガメとカミツキガメの違いは?

ワニガメとカミツキガメ。ちょっとでも亀に詳しい人ならば「同じじゃない?」と思いますよね。

 

そう、ワニガメもカミツキガメも、同じ「カミツキガメ科」なんです。

 

同じカミツキガメ科のこの2種ですが、どこがどのように違うのでしょうか。

 

ワニガメの特徴

  • 生息地
    :アメリカ南部
  • 甲長
    :80cm(カミツキガメ科では最大クラス)
  • 特徴
    :完全水生。口の中に糸ミミズのような、獲物をおびき寄せる組織がある。
  • 攻撃性
    :待って捕食するタイプ
  • あごの力
    :非常に強力。人間の指を数本まとめて食いちぎる。小型のカメの甲羅も簡単に噛み砕く。

こわいですね。見た目の迫力も半端ないですが、ペット用に乱獲されて数が激減しているとのことです

 

こんなペット、ほしいでしょうか?仲間のカメも甲羅ごとばりばり食べられてしまいそうです。

 

しかし、ちょうちんアンコウのように、仕掛けでもってえさをおびき寄せて、口に近づいたエサをパクリ。

 

この点だけは、ちょっと穏やかな性格にも感じられますよね。

キャラ

ワニガメの天敵は「本物のワニ」と「人間」だけだそうです。

ガメラのモデルともなったこのワニガメの姿は、一度見たら脳裏から離れなさそうな迫力があります!

 

カミツキガメの特徴

  • 生息地
    :南米北部~北米
  • 甲長
    :40cmほど(カミツキガメ科では最小クラス)
  • 特徴
    :水生カメ
  • 足の速さ
    :陸では非常に俊敏である。
  • 攻撃性
    :非常に強い
  • あごの力
    :それほど強くはない。人間の指を食いちぎれない。

一方でカミツキガメさんはどうでしょうか。

 

ワニガメをみちゃうと、あんなに恐ろしい生き物はいない…と思ってしまうのですが、カミツキガメも負けてはいません。

キャラ

まず怖いのが「攻撃性が強い」ってところ。

水から上がって人間がいたら、威嚇の体制をとって、俊足で噛み付いてきます。

 

甲羅の長さが40cmで、カミツキガメ科の中では最小サイズとか言われているものの、頭と尻尾も合わせると、全長は約80cm~100cmになることもあります。

 

十分馬鹿でかいサイズの生き物で、しかも近くにいる動くものを俊敏に噛み付きに来るって…怖すぎますよね。

 

ところがこのカミツキガメちゃん。子供の頃はおとなしくて飼いやすいということもあり、愛好家が日本にも多数います。

 

輸入して飼いはじめたはいいものの、やっぱり大きくなりすぎて凶暴さも手に負えなくなり、飼育放棄されたカミツキガメは現在「特定外来生物」に認定されています。

 

野性の中で日本本来の生態系を壊すこともあり、警戒されている種ですが、悪いのは亀ではなく、無責任な飼い主さんのほうであることは言うまでもありませんね。

 

ちなみに、ワニガメの最大サイズはご存知ですか?このトピックについても記事を書いていますから、ぜひチェックしてみてください。

 

見分け方はどこ?

さて、ワニガメとカミツキガメの双方の特徴を見てきたところで、2種の見分け方を考えて見ましょう。

サイズの違い

まず大きな見分け方としては、そのサイズですよね。

 

ワニガメは甲長が80cm。カミツキガメは4~50cmと、大きさに違いがあります。

 

どちらも頭と尻尾の長さを加えると、+30~40cmと考えていいので、馬鹿でかい恐ろしい生物に変わりはありませんが。

 

あごの力と大きさ

また、あごの力が大きく違いますね。

 

ワニガメは「人間の指を噛み砕く」。一方で、カミツキガメは「人間の指を噛み切れない」とのこと。

 

何だこの恐ろしいたとえ話は…過去にこれらのカメたちに噛み付かれた方の経験談でしょうか。

キャラ

ともかく、ワニガメはその名の通り、ワニのごとく大きな口をしています。

甲羅がなければほぼ、ワニ?と見間違うほどのワニっぷり。口がとっても大きいんですよ。

 

一方でカミツキガメは、ワニガメに比べると小さめのお口です。

 

陸上での俊敏さ

カミツキガメもワニガメも、主に水の中で暮らします。

 

特にワニガメは、水の中で口の中のひらひらした装飾を利用して、えさとなる小動物をおびき寄せて、引き寄せられた動物をがぶり!といく「待ちの一手」を戦法とします。

 

一方でカミツキガメは「攻めの一手!」を戦法とします。

キャラ

水から上がって近くの動くものを、俊敏な足で追ってがぶり!

この俊敏さも、ワニガメとカミツキガメを見分ける一つのポイントといえるでしょう。

 

見分けられた!と思った瞬間に、カミツキガメだったらガブリとされているかもしれませんが…。

 

尻尾の長さ

キャラ

さいごに、ワニガメに比べてカミツキガメは、尻尾がとても長いという特徴を持っています。

 

亀なので、通常時や警戒時に尻尾を出しているとは限りませんが、移動の際に長い尻尾がみられたら、それはカミツキガメと考えられます。

 

実際に野生化での生態を調べるときに、学者さんなどは尻尾の跡でカミツキガメを見分けるそうですよ!

 

交雑した雑種は?

ワニガメとカミツキガメが交雑した雑種については、以前より取りざたされております。

 

強いものと強いものの掛け合わせは、いつの時代も人気で話題を呼びますよね。

 

しかしワニガメとカミツキガメは、本来生態の異なる別の種族。自然界で交雑することはあまり考えられません。

 

愛好家や研究者の手によって交雑?と思われる怪しい写真もあるのですが、多くの場合はカミツキガメの亜種を撮影したものと思われます。

 

「キメラ」と呼ばれて異種を混合したような生態もあるということは、それだけワニガメやカミツキガメの生態解明の困難さを示しているようなものです。

 

本来人間とは交わらないワニガメの領域だからこその、ミステリアスな謎のひとつといえるでしょう。

 

日本におけるワニガメの飼育

ワニガメもカミツキガメも、日本の愛好家の手によって輸入され、日本に持ち込まれました。

 

しかしワニガメの故郷であるアメリカ南部でも、ワニガメの乱獲や水質汚染などでその数が減っていることが問題視されています。

 

また、ペットとしての飼育が困難となったワニガメが、日本の野生に放たれて生態系を壊すという事例もあり、日本では2,000年に動物愛護法によって、カミツキガメ科全体が特定動物に指定されました。

 

これによって、カミツキガメ科全体の飼育は、地方自治体の許可を得る必要が出てきたのです。

 

それ以前からカミツキガメを飼っている人も、改めて許可を取る必要があり、うっかりして許可を取らないと罰則を受けるのでご注意ください。

 

まとめ

さて、ワニガメとカミツキガメの違いと見分け方を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

カミツキガメの方がペットとして日本で見かけることが多いかもしれませんね。

 

また、飼いきれなくなったカミツキガメが野生に放たれていることもあるため、川のある山などに足を踏み入れることのある方は、あらかじめその生態について知っておいたほうがいいでしょう。

 

人間と野生の生き物。

 

生き延びるための野生の凶暴性が、人間を傷つけかねないと分かったとたんに手を離すだけではなく、元あるべきところへ戻すモラルをもってはじめて「飼う資格」が得られるのではないでしょうか。

 

強いから飼う!かっこいいから飼いたい!の先に、命ある限り守り続けられるのかという責任を、今一度考えてみる必要があります。

 

ワニガメに関する記事


動物ドキュメンタリーを見るならHulu


月額固定料金で映像作品を
好きなだけ楽しめる
Huluはご存知ですか?

ドラマ・映画・アニメだけでなく、
動物ドキュメンタリーも充実!

以下のような、
動物ドキュメンタリーも視聴できます。
  • Animal Super Parents
  • 旭山動物園物語
  • もうひとつの動物園
  • Hidden Kingdoms
  • ホオジロザメ、宙を舞う
  • ガラパゴス
  • ブルー・プラネット


最初の2週間は無料視聴できるので、
ぜひお試ししてみてください。

無料視聴期間中に解約すれば、
完全無料です!

ですから、安心して
試してみてください。

無料お試しはコチラ