• 亀は爬虫類で両生類ではない?
  • リクガメやウミガメだと分類も違う?

多くの愛好家によって根強い人気のある亀。その長寿ゆえか、いろいろな物語や昔話にも登場する、なじみ深い動物です。

しかし実際に見かけることはあまりないため、亀についての基本情報はそれほど知られていないのも事実。

今回は亀の種類と、それぞれの分類の違いなどを分かりやすく解説していきます。

 

これから亀を飼おうと思っている方は、ぜひ以下を参考にしてください。

亀は爬虫類で両生類ではない?

まず、亀は爬虫類か両生類か迷う方のために、亀の基本情報を見ていきましょう。

  • 種類:爬虫類
  • 特徴:胴体を甲羅としている
  • 生息:水陸両方

そう、亀は爬虫類です。あの硬い甲羅を持つことも、亀であることの特徴の一つ。

 

亀の中でも大小や分布の違う様々な種類がありますが、中には人間の乱獲によって絶滅危惧種もいます。

 

水の中でも生きられる

亀をよく知る人は、「爬虫類に決まっているじゃないか!」と思われるでしょう。でも実際に多くの人が、「亀って両生類?どっち?」と疑問に思っていることも確か。

 

その疑問にはウミガメの存在が深く関わっています。

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浦島太郎でおなじみのウミガメは、海の中で生活しています。

ウミガメの、特にメスが陸に上がるのは、産卵のときだけ。

 

この「水の中でずっと生活している」という点が、「両生類?」と勘違いされる由縁なのでしょうね。

 

ちなみにウミガメも爬虫類なので肺呼吸です。息をジーっととめて海の中を悠々と泳いでいるように見えますが、たまに水面に顔を出して息継ぎをしているんです。

 

では次に、リクガメとウミガメの違いを見ていきましょう。

 

リクガメとウミガメだと分類も違う?

 

リクガメとウミガメ、同じ爬虫類の「亀」という生き物であっても、違う点が多々あります。

ちなみに分類はどちらも「爬虫類」で一緒です。

 

足の形

第一に、リクガメとウミガメは足の形が全然違います。

リクガメは、どっしりとした太くて木の幹のような四肢。亀の歩みの遅さは有名ですが、この太くて大きい足と、重たい甲羅をつんだ体ゆえでしょうか。

 

また、穴をほるためか、足の爪が太く丈夫に作られています。

 

一方でウミガメの足といえば、平べったくて大きい!海の中を外敵から身を守るために、ものすごいスピードで泳ぐために、ひれとしての手足は大きく平たく発達しました。

 

ウミガメの泳ぎの速度は時速20kmほどといわれています。早いのか遅いのかいまいち分かりませんが、シーカメラを持ったダイバーが、カメラを構えたときには、もう遅いくらいの速度。

 

特に大きくて平たい前足が、強く水をかくために発達しています。足にはひれもついています。

 

泳げるか泳げないか

あまり知られていないのですが、リクガメは泳げません。水の中に入れるとおぼれてしまうのでご注意ください。甲羅を洗うためにちょっと水をかけるくらいならば、問題はありません。

 

一方でウミガメは、産卵のときしか陸に上がらないといわれています。

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産卵が終るとすぐに海に戻ってしまいます。

 

産卵後の子供の育て方

リクガメとウミガメの大きく違う点は、子育て方法です。

ドキュメンタリー番組などで、ウミガメが涙を流しながら産卵する様子を、よくテレビで放映しますよね。

 

感動のシーンなのですが、産卵後にご注意ください。

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卵を産んだ母親のウミガメは、すぐに海に戻ってしまいます。

ウミガメは基本的に、子育てをしない生き物なんです。

 

赤ちゃんウミガメは、生まれたときから一人ぼっち。海の中にすらたどり着けず、海辺のとりにさらわれて食べられる個体も多いといわれています。

 

動物界の定めとはいえ、生まれたての赤ちゃんウミガメの境遇もまた、胸をつくものがありますよね。

 

一方で、リクガメはどっしりと子育てをしてくれます。リクガメの種類にもよりますが、卵から帰った赤ちゃん亀を、2~3ヶ月はめんどうをみます。その後自立。人間のように子育て時代を一緒にいるという点では、リクガメのほうが安心できますね。

 

また、飼育している亀を交尾させるため交尾器を使うこともあります。後尾中の鳴き声もセクシーだと話題です笑

 

甲羅の形

次に甲羅の形を見ていきましょう。

リクガメはよく知られているように、ドーム上の重たく丸い甲羅を乗せています。

 

一方でウミガメは、素早く水中を移動できるように、甲羅の形も発達。平たく流線型をしています。

 

亀の甲羅干しについても記事を書いているので、ぜひ合わせて読んでみてください。

 

寿命

最後に寿命です。一般的に亀という種類全体の寿命はとても長く、長寿の生き物の代名詞として「鶴は千年亀は万年」などと伝えられてきました。

 

さすがに万年も生きはしませんが、平均寿命が2~30歳であった古来日本の人が、人間の数世代分を生き続ける亀に「万年」といいたくなる気持ちは分からなくもありません。

 

記録上、リクガメトップの長寿は150歳。しかしこれは長寿記録です。一般的なリクガメの平均寿命は30~50年といわれています。

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それに対し、ウミガメは個体差のマーキングが困難なため、寿命を調べるのも一苦労。

人気の品種、アオウミガメの寿命はおよそ70~80年程といわれていますが、成長スピードの遅さからも、もっと海の中で長生きしているのかもしれませんね。

 

長寿記録はおいておいて、平均寿命だけ見るとウミガメの方がはるかに長いということです。

 

おそらくウミガメの赤ちゃんが、卵から孵って海へとよちよち行く途中で外敵に襲われまくって落とす命は、平均寿命地に反映していないでしょうが。

 

エサ

リクガメのエサはご存知の通り、草などの植物です。毒性の強い植物を食べることが出来る種もあり、草、花、枝、果物を食べます。

 

一方で、ウミガメはというと、概ね草食ですが、水中にいる小魚やプランクトン・くらげや貝類を食べることもあります。陸のように、ただジーっとしているだけではなく、俊足スイマーとして外敵から身を守るために、泳ぐ体力をつけなくてはいけませんからね!

リクガメとウミガメの違いまとめ

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リクガメとウミガメの違い、お分かりいただけたでしょうか。

 

姿かたちもちょっと違うけど、寿命も生き方もこんなに違うのならば、もう全く別の生き物と考えてよさそうですよね。

 リクガメウミガメ
足の形太くどっしり
爪が丈夫
平たくて大きい
ヒレがある
甲羅の形丸くドーム状平たく流線型
泳ぎできない時速20kmで得意
子育て2~3ヶ月は子育てする育てない
寿命30~50年70~80年
エサ草・花・果物草・海草・小魚・くらげ・プランクトン

>>亀が冬眠したまま死んでる?

 

まとめ

ペットとしても大人気の亀について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

  • 亀は爬虫類である。
  • 両生類ではない。
  • リクガメもウミガメも、同じ爬虫類・カメ目である。
  • リクガメとウミガメの生態には、違う点が多数ある。

カメと一口に言っても、その中に数百種類もの種別があります。ウミガメもそのうちの一つ。

 

亀は万年といわれるほどの長寿の生き物として有名な亀にも、進化の過程で全く別物の特徴を持って生きている種がいるのだとわかり、改めて生命体の進化の神秘に心奪われてしまいますね。

 

身近に亀と接することで、何度でも白亜紀の海を想像してしまいそうです。

 

ペットを飼ってもすぐに死なれると、悲しいし落ち込んでしまう…という方には、長寿で生命力の強い亀がおすすめですよ。

 

日々せわしく生きている現代人ほど、のんびりといつまでも草をかみ続けている亀のゆるやかさに、たくさん癒されることでしょう。

 


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