• パラケラテリウムはサイの祖先?
  • 絶滅理由や好物・体重は?

現代でも絶滅した恐竜や過去の生物を思い起こさせるサイは、生き物好き男子にとても人気がありますよね。

そんなサイは進化の過程でどのような変化を遂げたのか。

 

サイの祖先?と思われているパラケラテリウムは、どのような生き物だったのかを調べてみました。

 

新生代の地球に戻って、一緒にパラケラテリウムの生態や絶滅の理由に、思いを馳せてみましょう!

 

パラケラテリウムはサイの祖先?

パラケラテリウム サイ 祖先

パラケラテリウム。

 

この妙な名前の生物は、一体どのような生物なのか、基本情報から見て行きましょう。

 

  • 名前:パラケラテリウム
  • 世代:新生代・新第三紀
  • 生存年代:約3500万年~2300万年前
  • 分類:哺乳類
  • 体長:約8m
  • 体重:15~20トンほど
  • 分布:亜種を含めると、ユーラシア大陸に広く分布

 

キリンのように長い首

まず、パラケラテリウムの大きな特徴として挙げられるのが、その長い首です!

 

パラケラテリウムはなんと首の長さが2~3m級。

 

キリンの首の長さも平均して約2mということから、新生代に生きていた頃は、現代のキリンのように木の上の高い箇所の食料を食べていたと推測されています。

 

しかし現代のキリンは首がひょろっと特化して長細いイメージですよね。

 

パラケラテリウムはそうではなく、太くて頑丈な首が、更に長いという「恐竜」のような力強さ。

 

そんな大きくて長い首を支えるために、体も当然頑丈で力強かったのです。

 

ゾウのような体躯

パラケラテリウム サイ 祖先

パラケラテリウムの肩の高さはなんと約5.5m。

 

太くて長い首を支える体もまた、今の陸上生物では考えられないほど大きかったのです。

 

現代のアジアゾウの大きさは、肩の高さで約2.5mほど。

 

動物園で見るアジアゾウだって十分大きくて驚きですが、パラケラテリウムはその倍以上の体の大きさがあったのです。

 

そこから更に2~3mの長さの首。

 

現代に生きていたらきっと、恐竜並みに迫力があるでしょうね。

 

と同時に、現代の陸上生物は本当に、体が小さくなってしまったんだという事実が、少し物悲しく浮かび上がります。

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史上最大の哺乳類

体長約8mという強大なサイズのパラケラテリウム。

 

現代の生物に置き換えると、アフリカゾウ(7.5m)や、海の中のブラックマンタ(8m)と同じくらいということです。

 

あの大きなアフリカゾウでさえ、パラケラテリウムよりも一回り小さいのですよ。

 

中生代に栄えた恐竜を思い起こさせる体躯ですが、恐竜は爬虫類。

 

パラケラテリウムは、人類と同じ哺乳類という点で、より進化したかたちの大きな生き物として人気なんです。

 

そう、パラケラテリウムを超える大きさの哺乳類は、いません。

 

パラケラテリウムは、史上で最大のサイズの哺乳類なんです。

 

パラケラテリウムはサイの祖先?

パラケラテリウムは、大きな派生で考えると、現代生きているサイの祖先です。

 

サイのような分厚い皮膚に、頑丈な体躯。

 

しかし現代のサイと比べると、パラケラテリウムは首も長く走るのも早い。

 

相違点もたくさん見受けられます。

 

その理由を下に詳しく紹介していくので、参考にしてください。

 

パラケラテリウムの絶滅理由や好物・体重は?

パラケラテリウム サイ 祖先

絶滅の理由

パラケラテリウムの絶滅の理由は、かなり不確かです。

 

パラケラテリウムの体長は約8.8mほどと書きましたね。

 

そして、パラケラテリウムはキリンのように長い首で、高い木の上のほうの植物や実を捕食していたと考えられています。

 

しかし、ジャングルや高い木の密集地帯が減り、気候変動などによって徐々に草原や平原が地球上に増えてきました。

 

地球の寒冷化や乾燥化によって、森林の多くが草原に変わった時期だったのです。

 

そのため、捕食する高い木の食べ物がなくなり、パラケラテリウムは徐々に衰退して行ったといわれています。

 

逆に、草原や平原に、森から進出して繁栄したのが、キリンやオカビの祖先であるシヴァテリウム。

 

気候や環境の変化によって絶滅する種がいれば、逆に進化して繁栄する種もいるのですよね。

 

好物は?

パラケラテリウムの好物は、当然高い気の上の植物です。

 

パラケラテリウムは草食動物だったので、主に枝や葉を食していたといわれています。

 

上あごに切歯があり、歯を切って噛み砕いて食していました。

 

上唇も柔らかく柔軟で、柔らかい枝を口に含む余裕を持っていました。

 

木の上の高いところの枝や葉を好物とする点や、葉を切り取り、噛み砕いて食する点などは、サイというよりも現代のキリンに近いものがありますよね。

 

体重は?

パラケラテリウムの体重は、大きい個体で約20tほどと考えられます。

 

体長と体重を、アフリカゾウと比較してみましょう。

  • パラケラテリウム:体長8m、体重20t
  • アフリカゾウ:体長7.5m、体重10t

「え?体長はだいたい同じなのに、体重は倍なの?」

 

と驚かれるのではないでしょうか。

 

そう、パラケラテリウムは長くて太い首を持っているため、体長に比べて体重が激重いんです!

 

中の身がしっかりと詰まっていたんでしょうね!

 

パラケラテリウムとサイの違い

パラケラテリウムはしばしば「サイの祖先」として語られます。

 

しかし厳密に言うと、サイとは違う点が多々あり、直接の祖先でないことも判明しているのです。

 

パラケラテリウムとサイの違いを順に挙げ、なぜ相違点が多いのか、考えて見ましょう。

 

サイ上科のうちの3科

サイは大きく分けて3つの科に分けることができます。

  • ヒラゴドン科
  • アミノドン科
  • サイ科

これら3種とも「サイ上科」に属します。

 

そしてパラケラテリウムはヒラゴドン科。

 

現代生息しているサイは「サイ科」なんです。

 

サイ上科で一くくりにはできても、細分化された中では性質は特徴は違うんですよね。

 

そのため、パラケラテリウムはサイの仲間の祖先ではあっても、サイと同じような特徴はあまりもちません。

 

サイとパラケラテリウムの似ている点はというと…。

 

  • 太い足
  • 体色
  • サイ科

こんなところでしょうか。相違点を数えたほうがはるかに多そうです。

 

パラケラテリウムの同種も全て絶滅

ちなみにパラケラテリウムの属するヒラゴドン科は絶滅種。

 

仲間も全て絶滅しているのです。

 

サイ3科の中でも現代まで存続しているのは「サイ科」のみ。

 

パラケラテリウムが属していたヒラゴドン科も、水生生物であったアミノドン科も絶滅。

 

アミノドン科に属するメタミノドンなどは、発見されている化石のかたちからも、水辺近くに好んで生息していた水棲の性質からも、現代のカバに酷似しています。

 

進化の過程で何かのかけあわせがあったのでは?と推測したくなるほどに。

 

まとめ

  • パラケラテリウムは全長約8.8m。肩高5.5mの、史上最大の哺乳類である。
  • パラケラテリウム首が長く、現代のキリンのように高い木の上の葉や枝を食していた。
  • パラケラテリウムはアフリカゾウと全長はほぼ同じものの、体重は倍ほどもある。
  • サイ上科には、「サイ科」「アミノドン科」「ヒラゴドン科」の3種あり、現代のサイは「サイ科」で、パラケラテリウムは「ヒラゴドン科」に属する。
  • パラケラテリウムはサイの亜種の祖先であるため、サイの祖先としてしばしば紹介される。
  • アミノドン科もヒラゴドン科も絶滅種である。

史上代々の哺乳類として、2500万年も前の地球に確かに存在していたパラケラテリウム。

 

大きな体躯に穏やかな性質を併せ持つ壮大な生き物は、恐竜時代のブラキオサウルスをも連想させます。

 

そんな壮大な生き物の化石は、東京の「国立科学博物館」に展示されているので、パラケラテリウムの大きさを体感したい方はぜひ、お出かけください。

 

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